いや~、昨日の名古屋弁は大変だったんですよ~。

読む方も時間掛かったでしょうが、こっちは普通の何倍時間が掛かったことか。

最初の構想では、カミラの称号や役割について対立する意見を二人に喋らせようとしたのですが、私の思いつく範囲の書いて面白く見える名古屋弁には限りがあり、どんどん内容も妥協せざるを得ませんでした。実際の名古屋弁は語尾のイントネーションが標準語と少しちがうだけですものね。でもそれじゃあ使えませんから。


英語では辞書がなくても結構スラスラ書けますが、名古屋弁は実際に口にして何度もああじゃないこうじゃいないこれは不自然だよなあと迷っただけではなく、参考書が必要で、昨日はもうページ捲りまくり。

角川書店の改訂決定版「笑説 大名古屋語辞典」(清水義範著)はためになる本です。今は方言を紹介しているネットも数多くありますが、この本は説明もエッセーも楽しく納得できて、手離せません。今日通勤電車の中でまた読んで、一気に蘇ってきたので、又近いうちにメアリーさんとドロシーさんに登場願いましょう。

実はロンドンでも名古屋弁を聞く機会はあるのです。
「名古屋弁の会」というのが、冗談ではなく随分前から存在し、私もこの数年、集まりに参加しています。名古屋弁に関わるクイズとか皆でワイワイやって笑い転げる楽しい会で、ロンドンに長いのに流暢に名古屋弁を喋る方もいて、聞き惚れます。

それに私は「やっとかめ探偵団」のビデオも持っとるでね。