6月20日(月)


昨日はなんと33度まで上がり、おまけに湿気もあって蒸し暑かった~。

夜は家の中の方が暑いので、窓開けて裸で寝たけど、寝苦しくてよく眠れなかったわ。普段は窓をぴっちり閉めて羽布団掛けて、もちろんパジャマ着て寝るのがイギリスの夏なんです。


今日はかなり涼しくなって27度。でもこんな日に着物を着るのは考えもの。

で、考えましたが、これを逃すと2週間以上機会がないし、オペラハウスは今は冷房が効いているので(5年前の改修まではなかったんです)、まあなんとかなるだろうと、また頑張って着て行きました。一枚しかない単(ひとえ。裏地なし)の出番です。淡いあずき色でほとんど無地の着物にベージュ地に大きな赤い花柄の帯の私と、茶色の珍しい総レースの着物をお召しのカルメンさんは、二人揃って4日前のお正月風豪華訪問着からがらっと季節を変えて涼しげな装い。


この2週間で私はなんと4回も着物でオペラハウスに行ったわけで、そろそろ誰かが「あっ、また着物姿で安い席に座ってる人がいる!」と気づくかなあと思っていたら、今夜アメリカ人の中年男性に「この前リゴレットにも着物着てあそこに座ってたね」と言われました。やっぱり日本から旅行に来てるのかを思われてた。たしかに、ここに長く住んでるのに着物着るってちょっと考えにくいかも。

オペラはプッチーニのラ・ボエーム。金曜日にもう一度行くので、感想はその後で。