8月6日(土)


来週木曜日から日本に行くのであれこれ支度を。娘に浴衣を着せる練習をしたり、服を選んだり。ここでは真夏の格好をすることは稀なので、数少ない袖なし服とかを引っ張り出して、寒いなあと思いながら試してみた。夏物は嵩張らなくて楽だけど、浴衣がちょっと重い。トーチャンの分も持って行くつもりだし。本人はまだ知らないんだけど、「わざわざ持って来たんだから着て頂戴!」と命令したら着てくれるでしょ。

イギリスではまず不要だけど、お帽子も忘れないようにパックしなくちゃね。

いつもはすごく早くから日程作りをはじめる私、「もうすぐ日本に行きます。X月X日にお会いしたいのですが、空いてますか?」と連絡すると「え~っ、2ケ月も先の事じゃん! そりゃ空いてるよ~」ということで、たいていはその通りになるんだけど、今回は色々事情があってアポ取り開始が遅れ、今連絡を取ってるところ。

皆さん「日本は暑いよ~苦しいよ~、覚悟はできてる? フッフッフ」という警告を下さるの。おそらく嬉々として。そうだろうな~、普段私が「暑中お見舞い申し上げま~す! こちらは肌寒いくらいよ、ホホホ」って言ってるから、そりゃやっかんでるわよね~。 今年こそ苦しめ!って思うのも当然ってもの。


私は覚悟してるけど、慣れてないトーチャンと娘が心配。実は12年前に一度家族で夏に日本に行ったことあるけど、その年は異常な冷夏だったので、「なーんだ、大したことないじゃん。死ぬほど暑くて不快だって言ってたけど、これくらい平気平気。オカーサン(私)大袈裟なんだから」とあざ笑っていたけど、今回は思い知るだろうよ。

本当にあの夏は涼しかった。彼らが参ってしまうだろうと思って、北海道旅行したんだけど、寒くて震えてた記憶があるもの。


ちょっと話が逸れるけど、その北海道、たしか4泊で北海道の3分の1くらいをバスで回る強行スケジュールだったので、日中はほとんど長距離バス移動。ツアー参加者のほとんどは毎日実によく眠ってた中でトーチャンだけがずっと起きていて、なんとコピーして持って来た道路マップをずっとなぞってるわけ。地図が好きで、自分が今どこにいるか知らないと気が済まない性質なので、そのマップは日本語なんだけど、方向感覚が抜群の彼は、周りの環境でちゃんとついていけるのが凄いところ。時々わからなくなって、寝ている私を起こして質問したけど。あのときバスガイドさんの熱心な説明をずっと聞いていたのはトーチャンだけだったみたい。聞いてはいても、理解はできてなかったけどね、もちろん。

今回は万博見物が主な目的なので、とくに涼しい所には行かない予定。ジリジリと暑そうだ。


そんなに嫌なのになぜ夏に来るんだよ、いつもは4月なのに、と不思議に思う友人は多いけど、それは、運悪く今年はイースター休暇が3月末だったからで、私は職業柄3月末には会社休めないのよ。イースター休暇はお月さんの満ち欠けで時期が毎年ちがってきて、4月であることが多いので、学校の2週間休みを利用して一年おきくらいに行ってて、満開の桜を見たことも何度もあるわ。


ったくもう、万博がある大切な今年にイースターが3月だったなんて運が悪いこと!


・・と、ぶつぶつ言いながらこうしてパソコンしてる今、長袖のシャツの上にカーディガンを着て、蒸し暑さを想像しようとしても全然実感わきゃしない。 さて、お風呂で温まってから羽根布団を掛けて寝ようっと。