20年以上ロンドンに住んでますが、ポップ音楽に関しては英語圏の歌ばかりで、カンツォーネやシャンソンが聞けないのが淋しいです。1960~70年代の日本にいたときはよくラジオでカンツォーネやっていて大好きだったのに。あの頃はサンレモ音楽祭も話題になって伊東ゆかりが入賞したり、「愛は限りなく」とか「ほほにかかる涙」「砂に消えた涙」「アンジェリータ」「月影のナポリ」「花のささやき」などは日本人歌手がテレビで日本語で歌ったりもして、イタリアン・ポップスの全盛期でしたね。

嗚呼なつかしい。というか、これだけ題名がすらすら出てくるのは、10枚組のCDセットを持っているからで、今でも時々聞いてます。私のご贔屓はミルバとジャンニ・モランディ。中でもミルバは「悲恋」と「リコルダ」、モランディは「貴方にひざまづいて」。

これらを聞いていたころはまだ子供でしたが、情熱的でロマンチックな響きのイタリア語と美しいメロディに魅せられて、→オペラ歌手の歌うナポリ民謡→イタリア・オペラと私の好みも発展し、今に至っているわけです。

最近のイタリア歌謡曲も聴いてみたいけど、情報がないので、何度かイタリアには行ったけど、誰のCDを買っていいのかさっぱりわからないのは残念。こんなに近いのに。


(突然なぜカンツォ-ネの記事が? これはトラックバックステーションと言って、ブロガーが同じテーマで投稿して仲間探しをするのです。今回のお題は「イタリアミュージック」。これに参加するのは「ピアニスト」のときにキーシンについて書いて以来2回目。)