9月25日(日)


Howl's Moving Castleがやっとイギリスで公開されたので、早速行って来ました。

娘はアニメが大好きで、ジブリはDVDだけではなくて日本で出ているイラスト本もたくさん持っているのです。万博のトトロの家は外から眺めただけですが、我が家は三鷹のジブリ美術館にもとっくに行きましたよ~。関東地方に住んでる方、まだ行ってないでしょう?

ジブリの映画を上演するときは、英語に吹き替える場合と字幕のときと色々ですが、今日見たのは英語吹き替え版。声優は今までで一番豪華な顔ぶれで、コメディアンのビリー・クリスタル、「バットマンビギンズ」の主役クリストファー・ベイル、往年の大女優ジーン・シモンズローレン・バコール等。これだけの人たちがやってくれるということは、水準がディズズニー並みだと認められたことことでしょうから、めでたいことです。

シモンズとバコールのダブルばあさんが良い味出してました。11月に日本でDVDが出るそうですから、日本の皆さんも英語で聞けますよ。私は日本語のオリジナルで聞くのが楽しみです。キムタクだそうですね?

映画としては、まあ良い意味でも悪い意味でも典型的な宮崎ワールドで、もちろん絵はきれいだし話もきっちりできてるのですが、新鮮味がなくて、ジブリ路線も限界にきてるような気がします。どのシーンも、これは「天空の城ラピュタ」、これは「もののけ姫」、街の雰囲気はまるで「魔女の宅急便」、子供の顔はまるきり「トトロ」のメイちゃん等々、と前に見たことあるのばっかりだなあというのが印象。


ジブリの中で私の一番のお気に入りは「となりのトトロ」で、我が家にはトトログッズが結構あります。

次が「千と千尋の神隠し」かな? あのお風呂屋さんが日本の温泉宿を思い起こさせてくれて、体があったまるかんじ。英語題名は「Sprited Away」。


しかし、この1、2年新作映画をあまり見に行ってないなあ。地下鉄が週末になると修復工事でよく不通になってしまうのが主な原因かしら。私だけ夜行くというのも気が引けるしね。将来退職して暇ができたら映画三昧をする予定。テレビでOKなので、それならどこにいても、かなり貧乏でも、体が動かなくなってもできそうだから、今しかできない生のオペラ鑑賞をせいぜいしておくことにしましょう。

だから明日又行きます。