トーチャンはジーチャンとこに行ってこの週末は丸々留守。

今日は娘と二人でロンドンに遊びに行きました。


日本食食べ放題ランチ

まず腹ごしらえ。

Finchley Road駅前の「わかば」というジャパニーズ・レストランの食べ放題ランチに行ってみました。サービス料込み6.60ポンドで、30種類以上のメニュというのが謳い文句。日本食だけではそれだけ揃えるのが難しいのか、チャイニーズとコリアンも少し混ざってましたが、たしかにそれくらいはあったでしょう。寿司、天ぷら、おでん、冷麦、煮物、揚げ物、茶碗蒸し、ギョーザにシューマイ、ハンバーグ等々、すごく美味しいわけじゃないけど、ロンドンでは画期的なこの値段で色んなものを少しづつ食べて、お腹がはちきれそう。今月からジムに復帰して、すでに3度も泳ぎに行ったし、これからは食べたいだけ食べても太らない筈なので、急に気が大きくなったもんね~。そう、11月のモットーは「よく食べてよく動く」に変更しましたの。


映画館へ

お次は今日のメインイベントの映画。

トーチャン抜きの日は女同士でいわゆる女性映画を観にいく良いチャンス。それなら、オーランド・ブルームエリザベスタウンに決まってる。キャーキャー言ってるのは娘じゃなくて私ですけどね。


トム・クルーズ製作のこの映画の筋書きは、どっかの映画宣伝サイトからそのままコピーしたもので紹介しちゃうと、、

長い年月をかけて情熱を傾けてきた、新しいシューズの開発プロジェクトが失敗。商品の返品が相次ぎ、デザイナーのドリューは解雇される。しかも6日後には、彼一人の責任として、企業の損失がビジネス紙で公表されることに…。夢に破れ、生きる気力を失ったドリューは、世間の失笑を買う前に人生を終わらせる覚悟をする。そこに、追い討ちをかけるように知らされる父の死―――。失意の中、父の故郷であるケンタッキー州の小さな街、エリザベスタウンへと出発する。親戚たちとのふれあい、初めて知る亡き父の姿、新しいロマンス―――美しいその街で過ごすうち、ドリューの傷ついた心も次第に癒されていく。そして迎える運命の『6日後』とは…?


なかなか心温まりそうでよさそうな映画に聞こえるでしょ?

 

・・・・だけどね~、残念乍ら駄作でした。セリフが全然洒落てないのが致命的。設定やストーリーは悪くくないのに勿体無いことです。

elizabethtown 1 elizabethtown 2

う、美しい・・(涎)                  キルスティン・ダンストがガールフレンド


elizabethtown 3  

スーザン・サランドンが母親役。今59歳だから仕方ないけど、ついにこんな大きな息子がいる役やるなんて・・。でもまだとても魅力的です。



でもオーランド・ブルームは期待通りすご~く素敵で、まあこれが目的だったんだからいいことにするかな。彼のはじめての現代劇、イギリス人なのにアメリカ人役なのは気に入らないしアクセントとか違和感あるけど、普通の青年を出ずっぱりで爽やかに上手に演じてくれて、最前列でうっとり鑑賞しました。

しかし、オーランド君よ、次作はちゃんと台本を読んでから出演するかどうか決めようね。2度続けて駄作に出ちゃあ駄目だよ。

というわけで、オーランド・ブルームのファンにはお勧めですが、そうでない人にはお金と時間の無駄だと思います。



ウィーン歌劇場再建50周年記念ガラ

今日は戦災で破壊されたウィーンのオペラハウスの再建50周年で、そのガラ公演を衛星テレビで観ました。こういうものには必ず出てくる「出たがりドミンゴ」をはじめ、Eグルベローヴァ、Aバルツァ、Tハンプソン、Bターフェル他多数の豪華顔ぶれで、客席も正装の人で溢れてゴージャスな雰囲気でした。有名指揮者も数人出ましたが、今ここの音楽監督やってる小澤征爾がいわばメイン指揮者なわけで、頑張ってました。

でも床屋さんに行く暇がなかったのかしらと思うほど髪が伸びてて、小柄な彼、ますます頭が大きく見えました。

会場には何人か日本人がいたけど、着物着てる人が誰もいませんでした。ニューイヤーコンサートには必ずいるのにねえ。



ガイ・フォークス・デイの花火

今日でちょうど400年。冷遇されてたカトリック教徒が、国会の開会日、国王(ジェームス1世)や貴族、英国国教会のえらいさんたちが一同に集まるところを狙って、国会議事堂を爆破しようとした事件で、結局事前にばれて未遂に終わったのですが、このテロ未遂日は長い間祝日になっていたんだそうです。今でもガイ・フォークスの人形をかがり火で燃やして花火が打ち上がられます。とくに今年は節目の年なので今年は花火がいつもより盛んです。

我が家の周りでもこの何日かはあちこちで花火がすごいですが、これはガイ・フォークス・ディだからなのかインドのディワリなのかは定かではありません。


因みに、この事件以来、英国王室ではカトリック信仰が許されず、王位継承権もありません。カトリック教徒と結婚するために継承権を放棄した女王の近親者もいます。