今日はクリスマス。ツリーの下にプレゼントも並べたし、準備万端。
交通機関も前面ストップしてお店も休みなので、家でのんびりするしかないのです。宗教心ほぼゼロの英国国教会教徒は教会にも行く人も少ないでしょう。
クリスマス・ディナーを誰のところで誰と一緒に食べるのを決めるのは、多くの人にとって頭を悩ます問題になり得ます。
夫の家族、妻の家族、更に兄弟姉妹もいれば、今年はどこで集まることにしましょうか？を相談せねばなりません。日本風に考えるとそんなの夫側で長男の家に決まってるでしょ、ってことになるのでしょうが、ここでは決まりはないようです。そして、すぐに移動できる地域に皆がいる場合は、クリスマス・ディにどこかで集まって、翌日のボクシング・ディをどこか他のところで、ということになるわけですが、当然夫婦喧嘩になるケースも。
ロースト・ターキー
幸い（？）我が家は選択の余地がなく、毎年トーチャンの家族と両日過ごすしかないですが、オニーサン夫婦は、オネーサンの親が生きてるときは毎年揉めてました。オネーサンの実家は北アイルランドなので、行くのなら最低２、３日になるわけで、嫌がるオニーサンを残してオネーサンが一人で行ったこともあるし、合意できなくて二人で海外逃避したときもあります。
彼女の親とこちらの姑も亡くなってからはうちとオニーサン夫婦とジーチャンで集まっていて、決めるのはどちらがクリスマス・ディでどちらがボクシング・ディをやるか、ということだけ。たいていは料理上手のオネーサンがクリスマスディに毎年美味しいクリスマス料理を作ってくれてました。でも今年は仕事が忙しいとのことで、うちでやることに。・・去年もそうだったけど・・。そして今年はボクシングディの会食はなしという省略スケジュールに。
ミンスパイ 
クリスマスプディング
クリスマスディのおきまり七面鳥料理の方が簡単だから助かるわ。メニュを考える必要はないから。オーブンでターキーを焼くのは時間が掛かるけど、手間は少ないし、たった６人分だから簡単簡単。切り分けるのは男の仕事だし、下準備が早くできたら、私は着物に着替えようっと。
では今から準備に取り掛かって食べ始めるのはお昼過ぎ。