娘のAレベル試験が終わって我が家はのんびりムード、久し振りに家族で映画に行きました。
しかし、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」・・って・・・
最近は題名をそのままカタカナにしただけという洋画が多いけど、これはいくらなんでもひどいんじゃない?
ディズニーの子供向けの映画なのに、これじゃあ意味がさっぱりわからないだろうが!? それともなにか、最近の子供はこれくらいの英語はお茶の子さいさいなのか?
この映画にしようと提案したのは私で、それはもちろんオーランド・ブルームが観たさに決まってるでしょ。
しかし、オーランド君よ、この前のエリザベスタウン もひどかったけど、これも駄作じゃん。駄目だよ~、続けてこんなのに出ちゃあ。
今回は君が悪いんじゃないけどね。
2時間半は長すぎるし、アクション場面は迫力あるけど、これでもかこれでもかと出て来てうんざり。大きなクライマックスに向けてメリハリつけながら積み上げなきゃいけないのに、同じような危機に何度も襲われるんだもん、飽きるわよ。それに内容はスカスカなのに結構複雑という、一見矛盾する最悪の台本ね。
ジョニー・デップのおふざけ演技もやり過ぎで鼻についた
一作目は良かったので期待していったのに、続編はアカンという見本みたいなもの。
それに、いくらもう3作目が撮影済みだからといって、あんなにあからさまに「続く」って終わるのはルール違反ではないでしょうか? スターウォーズだってこんなにひどくはなかったぞ。
だけど、主目的のオーランド君は期待通り素敵だったからまあ許すとしよう。
出演場面も多くて立派なアクションヒーローだ。柄に合わないけどカッコ良いの。
でも、ちゃんと演技を学んだオーランド君にはこんなのじゃなくてまともな役を演じて欲しいもの。舞台に出てくれたら、芝居には興味のない私だけど、応援に行くよ~。
ハムレットでもいいけど、若くて綺麗なうちにロミオとか演って~~~!
というわけで、オーランド・ファンにだけお勧めの映画です。