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<8月5日(土)>


車
知多半島を車で案内して下さる方がいたので、まず実家の常滑のお隣の半田へ。


半田市は知多半島で一番大きな町で、私はそこの高校に通ったのですが、観光をするのは初めて。母校にも寄って、ほとんど変わっていない校舎や校庭や体育館を久し振りに見て、あの頃の(どえらい昔!)の思い出が蘇りました。もうすぐ学年全部の同窓会もあるし、わくわくするような怖ろしいような・・。男子生徒の多い学校でしたが、皆どんなおっさんになっているのやら。女性は多分あまり変わってないでしょうけどね。


高校2  懐かしの母校。授業以外は楽しかった・・・




半田と言えば、ミツカン酸。今でも使われている黒塗りのレトロな工場が博物館「酢の里 もなっていて、無料でガイド付見学させてもらえます。すぐ近くにその親戚筋の「国盛」(クニザカリ)という清酒会社もあり、そこも今は酒の文化館 になっていて、ふーん、あの何もなかったダサい半田も洒落た観光風になったものだ、と感心。



 半田3   酒の博物館  


     酢の博物館    半田2  


  半田4   




次はもう少し南に下って、三浜町の杉本美術館 へ。ここも初めて。名古屋生まれの杉本憲吉画伯の全国的な知名度は知らないのですが、思ったよりも立派な建物で、ここでも又、「知多半島も頑張ってるじゃん」と見直しました。



杉本美術館  海水浴客で賑わう知多半島も、ここは涼しくてゆったりできますよ




打ち上げ花火  キラキラ クラッカー

花火の大好きな私、今回は岡崎 (徳川家康の出身地)に行きました。2万発という愛知県で一番規模の大きな花火大会です。初めてだったのですが、そこに住んでらっしゃる着物姿のコウメイさん赤いチャイナ服の私 を描いて下さったイラストレーターさん)が案内して下さったので、一番良い場所で見ることができました。


岡崎花火1      桟敷席   


覚悟はしてましたが、当然凄い人出! 電車が満員で乗れなかった程。でもそれだけ魅力のある花火大会ということですから、そりゃあ凄いスケールでした。打ち上げ花火も、目の前だけじゃなくて、ちょっと向こうでも小規模にやっていて、奥行きのある花火風景。すぐ前の川面でも盛大にシューっと打ち上げられるステレオ花火。贅沢でしょ?


更に、むしろ仕掛け花火で有名なのだそうですが、桟敷席の後ろに立っていたのでよく見えました(背の高いトーチャンには負けますが)。ほとんどが広告花火だったのですが、「中日新聞」とかの他にデカデカと「ナントカ八丁味噌」と明々と燃えたりして、「Oh、愛知県!」。笑えました。

金魚花火というのも初めて見ましたが、水面にたくさんの花火が動きながら浮かんで幻想的。


   花火      金魚花火

                                             金魚花火


2時間以上のスペクタクルで、たくさんの人と歓声を上げながら見るのが花火の醍醐味ですが、最後までいると電車に乗りこぼれて家に帰れないかもしれないので、少し早めに去りました。そのおかげで無事乗れた電車の窓から段々遠ざかる花火を眺めたのもまた風情があるものです。


名古屋は37度以上というめっちゃんこ暑い日で、夜でも立っているだけで体中べっとりしましたが、一度そういう目にあってしまえば案外平気なものですね。ロンドンで暑さ慣れしてるのかもしれませんが、ロンドンの地下鉄の中の密閉された不快さより、いくら暑くても野外はまだましだということがよくわかりました。(皆さん、暑い年にロンドンに来るのはやめましょう)。



コウメイさんがトーチャンと娘のイラストを描いて下さいました。

         コウメイさんの絵