愛知県の実家にいた短い間は、着物も一度も着なかったし、母親の相手などしながら比較的ゆったりと過ごしました。

これもざっと備忘録だけ書いておきます。

名古屋弁にすると標準語訳が必要でしょうから(えっ、ちがう? もう要らない?)、そうすると倍の長さになってしまうので、とりあえずここは普通にしときます。後で写真を追加するときには翻訳されてるかもしれませんけどね。


<11月25日(土)>

夕食のアポがキャンセルになったので、名古屋で終日一人でお買い物。

となりゃ行き先は当然、大須のコメ兵などの古着屋さん。

しかし、誰かと一緒だと、「ねえ、これどう思う? どっちがいい?」と相談すれば「そんなのやめときゃー」とか「そっちがええがね」と言ってもらえて選択がスムーズに進むけど、こういうところに一人で行くと、迷いまくって大変。値段は信じられないくらい安くても、私はスーツケースのスペース問題があるので、「やっすいでとりあえず買っとこまい」というわけにいかず、グダグダ迷って疲労困憊。ここですでに一杯になってしまうと、東京での楽しみがなくなるのでぐっと我慢して少しだけに押さえ、お持ち帰りは今回のテーマである洗える着物を一着と帯一本だけにして(かなり後悔が残った・・・)、小物はあれこれ買ったけど。


<11月26日(日)>

父親の13回忌の法事。

まず朝早くから母に付き合って超ローカルな朝市へ。私はみたらしだんごとタイ焼きを立ち食いしながら母の荷物持ち。母にとってはこれはお喋りリクリエーションの場であるようで、「これがイギリスに行ってまった娘だがね」と今日はネタもあり、あちこち顔見知りの売り手とたっぷりダベリング。


お墓参りをしてからお寺で法事を済ませ、午後は時々ここに名古屋弁でコメントを下さる「にゃんこ先生」とついにご対面~!

小学生の娘さんを連れてらしたにゃんこ先生は、コメントから想像するのとはかなりちがう若くてチャーミングな方でした。プレゼントにたくさんの薔薇の花でできた手作りのフラワーケーキを頂きました。フラワーケーキって写真をお見せしないとわからないでしょうね。イギリスには持って帰れませんが、あんまり美しいので、東京に持って来ました。


夕食は、友人とセントレア空港へ。成田空港とは全く逆のコンセプトで「用がなくても遊びに来てちょー」というのが謳い文句だけど、いくら娯楽の少ない地域とは言え、展望風呂は一回で充分だし、大した店はないのでその目論見は成功してないみたいで、開港当時は押す押すなだったレストランやお店エリアも人影まばら。でも、クリスマスデコレーションは綺麗だったし、閑古鳥の鳴く高級中華レストランで美味しいフカヒレスープとお喋りをたっぷり楽しめました。


<11月27日(月)>

午後は茶道の師匠で着物好きの友人の家に遊びに行って、着物をたくさん見せてもらったり、お抹茶を頂いたりしてお喋り三昧。こういう知り合いの個人コレクションはそれだけで親しみが沸いて、もう半分自分のもののような気もしちゃう。私には一生縁のなさそうな素晴らしい作家ものの大島などもあり、目の保養もさせて頂きました。



新幹線 しかし、親の相手は疲れるので、さあここは短めに切り上げて、早く東京に遊びにいこみゃー!