日本での休暇中、滅多にアップしないにも拘わらず多くの方にアクセスして頂いて驚き&感謝。


着物は着ているものの、人と会ってお喋りしていただけなので面白くないかもしれませんが、「晩秋の日本 西から東へ 椿姫の着物旅行」を、遅ればせながらアップしておきます。思い出しながら書くのもまた楽し、です。


まずは関西。19日夕方、関空に到着し、神戸の春さんのお宅に数日間泊めて頂きながら、着物と足袋だけ持参、あとは春さんのものをお借りするという他力本願で始まった日本では初めての着物三昧生活でした。

(写真はクリックで拡大します)



<11月20日(月)> 芦屋と神戸 くもり雨ちょっぴり雨模様


ブログ仲間の芦屋の真美さん とお会いするのはこれが2度目。まず二人で喫茶店でひとしきりお喋りしてからレストラン「ベリーニ」へ。ある方のために友禅作家のさざえさんがお描きになった帯のご披露ランチにお仲間入りさせて頂きました。


 

ロンドンから持って来た私の着物は、娘時代の紅型風友禅。春さんの椿柄の帯が素敵でしょ? すごく気に入りました。道明の帯揚げで一段とグレードアップ。


楓さんの黒い大島は楽器のハープ柄でした。コンサート用にお誂えになったそうで、洒落てます。今日はコンサートやオペラによく行く私のためにお召しになって下さったそうです。いいなあ。欲しいなあ、私も、音楽模様の着物。



デザートの盛り付けなどはまさに日本料理


人気レストラン「ベリーニ」は想像したよりこじんまりでしたが、平日でもお芦屋らしいおハイソな奥様やお嬢様グループで満席。フランス料理のランチコースですが、アンコウとゴボウ素材で日本的な味わいですらありました。


さざえさんは、生憎の小雨模様のため今日は洋服姿でいらしたのでお写真がありませんが、プロの友禅作家さんです。(HPは遊彩工房 )。依頼主のバリ平さんと相談しながらデザインを決めた経緯などをお聞きしながら拝見する帯は大変興味深く、滅多にできない経験でした。友禅染体験教室もなさっているので、いつか娘を連れてお伺いしたいものです。


それにしても、お誂えの友禅帯・・・。

いつかお願いできるほどの経済力ができるとも思えないけど、どんな柄が私らしいかしら?などどつい妄想に耽る私。ユニオンジャックと日の丸を組み合わせた意匠なんかユニークでいいかも、なんちゃって・・・。プロの方に描いて頂くのは無理として、いつか娘が真似事で作ってくれるかもしれない・・・。



チューリップ紫ランチの後真美さんとお別れし、他の方々と人気の皮小物洒落たお店「Marty」と古着屋さんへ。古着屋さんでは、私のモチーフである椿の柄の帯があったので、目がチカチカするくらいの鮮やかな黄緑色でしたが、日本じゃ無理だけど外国ならこれくらい派手にするのもいいかもと思って、買っちゃいました。 (どの着物に合わせるんだろ~?)



 赤い花びら部分は刺繍

(上の極上手描き帯と比べんといてね)


その後、春さんもジョインして喫茶店で5人でお喋りし、さらに夕方、私一人で元町の古着屋さん「最旦館ケイコ 」に。日本に着いて初日なのでやけに張り切ってたわけです。

ここは2月に新品の訪問着 を信じられないくらいの値段で(新幹線で名古屋から京都にも行けません)で買ったという嬉しい実績があるのですが、今日はかなりの安値には驚かない私がぶったまげた程の値段で洗える着物を買いました。中国製とは言え新品なのにあまりの安さに「一体どこが悪いんだ?!」と疑って躊躇したほど(着ているうちに糸がほどけちゃうとか?)。


なんでや?




というわけで、初日から血走って買物してしまったのでした・・・

お財布は軽くならなかったけど、スーツケースのスペースが問題。




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