遅ればせ日記の続きです。 (写真はクリックで拡大します)
<11月21日(火)> ピッカピカに晴れて、とーっても暖かくて、最高の着物日和!
日本滞在二日目も朝から着物を着込みます。
今日お会いするのは京都のake様 。着物ブログ仲間の中心的存在のお方で、お会いするのはなんと今年3度目。8月にはうちの家族も一緒に猛暑の京都で着物 をご一緒しました。
(ake様のコーディネート詳細はご自身のブログ「京都で、着物暮らし」
でご覧下さい)
私は昨日と同じ着物ですが、ake様はキリッとした濃い青色の無地にお好きな葡萄柄の帯。二人とも青系統で色目が揃い、私のゴチャゴチャ総柄小紋と一緒でもしつこくならないようにとてもすっきりとしたお召し物をお選びになったのは、決して偶然ではなく、前以てお知らせした私の着物に合わせたコーディネートを考えて下さった優しいお心遣い。その選択経緯をブログ記事にまでして下さって・・。
前日に真美さんを初め皆様がすっきりとした柄行きのお召し物だったのも同じ理由で、皆様ありがとうございます。
京都に着物で乗り込むというのは緊張するもので、この頃よくある「初心者向けレンタル着物の京都歩き」にはなるべく見られたくないですから、立ち居振舞いに気をつけました。
いえ、レンタル着物の初心者が悪いと思ってるわけではありません。若い娘さんたちが初々しくぎこちないのは可愛いものですし、実際そういうグループに遭遇して、その嬉しそうな様子は微笑ましかったですが、おばさんはちょっとサマにならないし、これだけ着てる私ですから、せめて「お茶会に行くのかな?」とか思われたいですわ。
ake様とはまず二条城の隣にある京都国際ホテルでのゾンタクラブという女性societyのバザー会場でのランチにご招待して頂きました。広い会場でたっぷりお喋りして、さあ次はどこに行きましょうかということになり、結局、バスで京都駅の伊勢丹に。
ここの呉服売り場にはake様の担当のベテラン売り子さんがいらして、奥から可愛いサンタクロース柄や雪の結晶の帯とかを出して下さり目の保養。私は目の保養しかできませんが、ake様はちょっとグラっとなさったかも。この優秀な店員さんはいつもake様好みのものを目の前に並べて下さるのだそうで、さすがです。結局、これもその方がお勧めになった五嶋紐の帯締めをake様はお買い求めになりました。
伊勢丹6階の「マール・ブランシェ」はいつも満席の人気カフェ。少し待ってから眺めの素晴らしい席に付き、紅茶とケーキでまたお喋りタイム。ジャーナリストで海外生活経験もあるake様と色んなことをお話しているうちに外の巨大ローソク風景が段々黄昏れて・・・。京都の紅葉は見られませんでしたが、京都タワーを眺めればここはまさに千年の都。
夜は芦屋の日本食屋さんで友人と食事。お勤め終了後、急いで着物に着替えて駆けつけてくれました。彼女もまた私に合わせたすっきりコーディネートの無地の赤い紬。紬って良い風合いですよね。私はほとんど持っていないので羨ましいです。
昔からの友人とゆっくり話するのは時間的広がりのある別の楽しさがあり、おまけに彼女が着物好きだったと知ったのはまさに「灯台下暗し」。最近は、職場の着物仲間さんたちとお出掛けして楽しんでいるそうです。
というわけで、ほとんどお喋りしてただけの一日でしたが、着物を着れば気分も高揚、暖かな日差しが絹を通して感じられる素晴らしい秋の日でした。
(明日はちがう着物で出掛けます)
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