7月28日の土曜日、親子3人で新作映画2本、ハシゴして来ました。


まずはThe Simpson Movie。 娘はすでに友人を観ているので二度目です。


我が家はシンプソンズ一家のテレビ番組の長年の大ファンで、テレビの再放送もしょっちゅう観ている大ファンですからね。

一時はトーチャン、テレビから全部ビデオに撮ってましたよ。(余談ですが)トーチャンの理科系的性格からすると、リストアップされてるものは系統だって集め、しかもきっちりと整理ないと気が済まないんですね。困ったもんです。私は全く逆で、気が向いたものだけテキトーに手を付けて、整理整頓が大の苦手。更に困ったもんです。娘はどちらかと言うと少しトーチャン寄りで、ちょうどいいくらいかな。


  

夫婦で性格が正反対という点では我が家もシンプソン夫婦も同じかも・・・


番組開始以来17年にして初めて映画化されたのですが、評判通りの出来の良さで、テレビよりもスケールが大きいのは当然ですが、ジョークもテレビよりも満載。笑わせがら風刺も利いて、これは絶対大人向けのアニメです。


一つ物足りなかったのは、シンプソン家族に焦点が当てられ過ぎてて、他のお馴染みの人たちは皆登場はするのですが、台詞がが少ないこと。

時間の制限の中で仕方ないことはわかってるし、だからこそ家族のエピソードとして掘り下げられたわけで、文句は言えませんけどね、群集としてだけ出すには勿体ないような面白いキャラクターがたくさんいるんですよ。


テレビではよく有名人が声のゲスト出演をするのですが(ブレア首相まで出たことあるのよ。彼自身として)、映画だからといってことさら有名ゲストを並べることはせず、トム・ハンクスだけにして、表面的な有名人オンパレーを避けたことは賢明でした。


  
等身大シンプソン一家と一緒に記念撮影    この巨大広告は雨で流れてしまったでしょうね



にひひべーっだ!にひひ

The Simpsonsで笑って満足した後は、ついでにもう一本いこみゃーか~、ということで、食べ放題日本食ランチの後は同じ映画館に戻り、今度は明るく楽しいミュージカル映画Hairspray カラオケ


(1987年の同名作品のリメイクだそうですが、その頃は私は出産でおおわらわだったせいか、そんな映画があることすら知りませんでした。その後ブロードウェイで舞台化もされたそうでs)




1962年、ボルティモアに住むチビでおデブな女子高生トレーシーの夢はローカルテレビのダンス番組(スポンサーがヘアスプレー会社)のレギュラーになることで、念願叶って出ることになった彼女は、持ち前の明るさで人種差別を打破するという、当時の世相を反映した社会問題を扱いながらも単純明快な音楽と60年代のファッションが楽しめて、心が温まる映画です。


展開に無駄がなく良いテンポで、台詞も気が利いてて、きっちり作られた良い作品ですが、



なんたってびっくり仰天、大笑いなのはジョン・トラボルタ


  


一体誰がトラボルタをお母さん役にしようなんて考え付いたわけ? すごいアイデアだわ~


肥満特殊メイクはこの頃では当たり前で、彼だと知らなければ実際に太った女優さんかと思うほど上手くできてるのですが、


でもトラボルタだと知ってた方が百倍面白いに決まってて、


ギャハハ~~ッ!と、彼/彼女が出てる場面は大爆笑しっぱなしだったわあ。


それを観るのが一番の目的だったのですが(特にトラボルタのファンでもないけど)、歌って踊って時にはしんみりさせるお母さんは期待以上で、凄い役者さんなのかも。


あ~、面白かった~!


他の人も皆魅力的で上手でした。いじわる役のミシェル・ファイファーはめっちゃ綺麗だし(そりゃこのトラボルタ母さんに比べりゃ誰だって美人にみえるでしょうが)、お父さんのクリストファー・ウォーケンは多分ミスキャストだろうけど、なんか不気味な存在感があったわね。


60年代ってやっぱり良いわよね~、と、後半はに青春時代を送った私は又ノスタルジアに浸るのでした。


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