<8月11日(土)> 曇り 写真はクリックで拡大します
やっぱりルーブル美術館Musee du Louvreには行かないとね。一度に全部はとても見られないから又いつか来ることにして、今日はちょっとだけ。
今まで何度か通り掛っていつも入場待ちの人が並んでいたのですが、土曜日は人が少ないのでしょうか、一日中待ち時間はなかったようです。
有名作品は、次から次へと押し寄せる中国人団体の合間を縫って写真を撮ることすら困難でした。
特に厳重なガラスケースの玉座に鎮座まします御モナリサ様の前には近くに寄るための列が作られているのです。
最近はガイドが小さなマイクロフォンで説明するとそのグループの人たちはヘッドフォンで聞けるんですね。
だから団体さんがたくさんいてもとても静か
元は宮殿ですから、美しい装飾天井やギリシャ柱の部屋もとても多くて、大英博物館よりもうんと豪華だわね。
ミケランジェロの有名な「奴隷」の彫刻もあったけど、今日は古代エジプトのものから見学しましょう。
ムッ、絵画はロンドンのナショナル・ギャラリーより質も数も優れているのは知ったたど、エジプトのお宝まで大英博物館よりもずっとたくさんあるじゃないのよ。・・・・ナポレオンがかっぱらってきたんだな
展示もずっと洒落てるわ・・・やっぱりフランス人の方がセンスもいいんだ・・・
ルーブルの隅っこにはナポレオン三世の居城も残されています。
ムスメの希望でエジプト物をしっかり見ていたらそれだけで時間が掛かり、他の部門には行けませんでしたが、最初からルーブルを一日で全部見られるとは思っていないので、ここにはどうしても又改めて来ないとね。
さて、6時にルーブルが閉まってからどうするかについて午後中相談していたのですが、最後の日くらいちゃんと座って食べたいと訴えるカーチャンと、どうしてもエッフェル塔に昇りたいと言い張るトーチャンは険悪になり、それならいっそ別れようかということにもなったのですが(離婚ではありません、二手に分かれるだけです)、結局は妥協案として、ルーブルを早めに切り上げて、日本のラーメン屋(オペラ座通りのサッポロという庶民的なお店)で素早くかっ込んで皆で又エッフェル塔に行きました。
ラーメンじゃ力が出ないので、私はカツ丼。そうじゃなくて、高級レストランじゃなくてもいいからパリらしいカフェで雰囲気を味わいたかったんですけどね
高さ274mの第三展望台(てっぺん)まで着くのに、延々一時間半も立って並んでたんですよぉ。
何度も来たので感動は薄れるは足は疲れるは・・・
高所恐怖症なのは誰でしょう?
私は真下を見るとクラーっとするのですが、トーチャンとムスメは金網越しに「曇りでグレーなのが残念」と言いながら写真を取巻くリ、
折角ここにいるのだから、10時のキラキライルミネーション、今夜は電球の嵐の中にいようというにして、塔の真ん中あたりの第二展望台(115m)でそれまで長い間段々暗くなってパリの街に灯りが灯り始めるのを眺めていました。寒い日じゃなくてよかった~。
↑ 眩しく光るのはバトー・ムーシュBateaux Mouchesという観覧船。
というわけで、パリ最後の夜はやっぱりエッフェル塔に来てしまったのでした。
さあ、ではピカ~っといきましょう
明日はロンドンに帰るけど、ユールスターは夕方だから、それまではしっかり歩きましょう。