今週末は、毎年恒例のLondon Open House Day


去年は着物で外務省 なんぞに行ったりしたのですが、今年は地味に、家から歩いていけるところに行くことにし、

ピッカピカの晴天の中、お散歩がてら親子3人で出掛けました。


   

大きな公園を抜けると、教会が見えてきました。前を歩くのはトーチャンとムスメ。


宗教嫌いのトーチャンなので、こんなことでもなければ、私たちは教会になぞ行きませんもっとも(行かないのはうちだけではなく、イギリス人は教会には生涯に3度、洗礼、結婚式、葬式しか行かないと言われてますが)。       


  

左の比較的新しい教会(おそらくビクトリア時代)の中にも入ってみたら、結婚式の人たちがいました。

綺麗で可愛い教会です。今度結婚するならここでもいいな、と思う宗教をファッションとしか思わない私。


でも、オープンハウスだったのは、その裏にある、今はもう使われていない右の古い教会でしたの方でした。

半端な古さじゃないですよ。12世紀の建物ですからね、ミドルセックス州で最古の石造建物なんです。

   

色んな時代に改装されたので全てが古いわけではないのですが、この洗礼用の石桶fontは10~11世紀のサクソン時代(ウィリアム征服王以前!)らしいです。


   

            晴れ こんな良いお天気だと、墓場も明るいムードだこと オバケ




   
次は区役所。25年も住んでるけど、入ったのは初めて。1930年代の建物で、それなりに雰囲気もあり。

あ、パリみたいなレンタル自転車があるじゃないの!30分は無料というのも同じ。3台しかないってのがナンだけど。


区役所の中に千人収容の大きな部屋があり、結婚披露宴になってます。地域柄、まるでインド人専用の内装で、今日もちょうど始まるところでした。

インド人の結婚式はとても派手で、女性は全員綺麗なサリー姿で目一杯お洒落。たくさんの綺麗な衣装が見られたことが今日一番私が嬉しかったことでした。きっと毎週末やってるから、ここに来ればいつでも何百人も見られるんだわ。又来よっと。
故国を離れたインド人たちが遠い異国で民族衣装を守っているのはいいですね。おばあちゃんたちが普段着もサリー着てるのも普通の光景なんです、この辺では。

  

会議室の天井からは空が見えるんです。 ちょっと向こうにはアーチが目印のサッカーの殿堂、ウェンブリー・スタジアム。



オープンハウスとは関係ないのですが、ついでですから見学に。

  

  


     




2、3ケ月前に新築オープンした真新しいサッカー場Wembley Stadium、建設中は何度か散歩がてら見学に来ましたが、完成してから近くに来たのは初めてです。銀色でキレイ~!キラキラ


古いスタジアムは一度も中に入る機会がないまま壊されてしまったので、今度はそんなことにならないよう、近いうちに是非中に入ってみたいものです。

サッカー・ファンの奴らと一緒になるのは嫌だから、コンサートを狙いましょう。


この像は、1966年にイングランドがワールドカップで優勝したときのキャプテン、ロビー・ムア。50歳ちょっとで亡くなってしまいましたが、それ以来優勝したことがないので、栄光のシーンとして彼の姿がいつまでもテレビで繰り返されるのです。




16日もオープン・ハウスは続くのですが、私はオペラに行くので明日はパス。

オペラを観にいくというよりも、ちょっと緊張の着物イベントなんですけどね。


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