今月のハイライトであるOxfamのチャリティコンサート で、お琴を弾くんです。
コンサートと呼べるほど大したものでじゃなくて、素人集団のちょっとしたgigなんですけどね。
六段や八千代獅子という定番は子供の頃から嫌という程やっているのでどうってことはないのですが、フルートと新しい曲をデュエットすることになっていて、それが上手く弾けるかどうかドキドキなんです。
6月のケンブリッジ で日本舞踊の伴奏をしたときに苦労した「春の海」に比べれば今回のは簡単なので、緊張度はずっと小さいし、なんとかなるだろうとは思うのですが。
着物を必然的に着ることが目的で久し振りにやり始めたようなものですが、どの着物着ようかしらなんてことまで考えて楽しむ余裕なんてありません。
今回私がハラハラしている理由は、家族が見に来るからかも。
家で練習しているのは聞こえているでしょうから、大体どの程度かは察しがついてるとは思うのですが、トーチャンとムスメは私が人前でお琴弾くのを見たことがないのです。(8月のサマースクールで三味線を弾いたときは目の前で聴いていたのですが、あのときは先生方が一緒に弾いて下さったので、下手な私がどんな音を出してるかわからなかったでしょうから)
明日のお琴は私ともう一人の二人ですが、フルートとの合奏は私だけなので誤魔化せません。
普段は帰宅すると「メシ、風呂、パソコン」しかしないぐうたらサラリーマンの私、たまには家族に良いとこ見せたいものですが、どうなることやら。
このグループに入れてもらったのはちょうど一年前で、それからはレギュラーに弾いているのに、年のせいかしら、なかなかかつてのピークの腕前にまで戻れません。頭ではわかっているのに手が思うように動いてくれないって苛々しますね。
ま、でも、たまにはこうやって刺激を得るのはいいことなんでしょう。
ロンドンから遠いこともあり、幸いブログを読んで下さってる方は誰も来て頂けないようですので、後から「ひどかったですね~」というコメントはないわけですから、安心して気楽にやってきますね。
しかし、今夜は皆でリハーサルしたのですが、ちょっと不安になるような出来だったからなあ。大丈夫かしらん?