写真付き記事をアップする前に、最後の二日間をざっと。
＜１月４日＞ 晴れてぬくぬく
正月三が日はしーんとしていた東京駅付近も仕事始めので急に活気付き、背広姿のサラリーマンが闊歩（コート無しの人もたくさん）。年始回りなのでしょう。
八重洲富士屋ホテルからすぐ近くの某新ビルにある私の会社の東京オフィスを訪問。まだ引っ越したばかりの新しいピッカピカのﾋﾞﾙで、かつてロンドンに駐在していた方々にたくさんお会いできました。
八重洲地下街を抜けて丸の内側に行くのに、途中のお店を覗いていたらやたら時間が掛かってしまい、午後は銀座の予定だったのに、丸ビルと新丸ビルだけで夕方に。赤ちゃんマンモスの展示などもやってたけど行列するヒマも体力もなし。
疲れたので、私が会社で歩き回っている間社員食堂で休んで元気一杯のトーチャンとムスメを丸ビルに残して私一人タクシーでホテルへ（歩いてすぐだけど、またお店に寄ったりしないように）。
一時間ほどテレビを観ていたら彼らが帰ってきたので、一緒に六本木へ。
ブログ仲間のお宅でご馳走になったのですが、都心の優雅で広いマンション、美しいハーフのお嬢さんと息子さんという夢のような暮らし。羨ましくて溜息しか出ませんわ・・
それにしても、この辺は外国人の多いこと。
＜１月５日＞ 曇りでちょっと寒い
江戸東京たてもの園にでも行こうかしらと思っていましたが、遠いし寒いし、それに折角銀座の近くに泊まっているのだからと、ムスメの希望でもあり、今日は銀ブラにしましょう。
まずは歩いて歌舞伎座へ。夜の部の「連獅子」だけ観たいのだけれど、一幕切符は直前まで売り出さないと言われ（電話したけど情報が得られなかったの）、じゃあ後でまた来るこにして、それまではショッピング。スーツケースにまだ余裕があることがわかったしね、最後のチャンスと張り切りました。
私の希望で京橋にあるアンティークモール銀座 へ。ここはホテルのすぐ近くだから、朝から無駄に歩いてるなあ。でも銀座のお店はオープンが遅いので朝一番からお買い物できないのが不便。
私のお目当てはもちろん着物グッズで、いいなと思う帯があったのだけど（白地に手描きの墨絵）、また後で他のも全部見てから決めようと思い、友人とランチするために急いで４丁目の角まで行き、しゃぶしゃぶランチ後にそのお店に戻ったら、なんともう売れてしまってた・・・。今回最大の後悔。
帰りの飛行機の中でも、「ああ、あの帯はあの着物にもこの着物にもぴったりだったのに・・・」と次々とアイデアが浮かんできて悔しいったら・・・。でもそのおかげで「明後日から仕事かぁ、やだやだ」と思わずに済んだので、まあいいことにしましょう。
バーゲンたけなわの銀座はどこも凄い人出だけど、せっかくの銀座だ、通りすがりに着物屋さんがあったら、「ちょっと見るだけ」と言いながら、家族を待たせて入ってしまいましょう。つい小物をあれこれ買ってしまいましたが。
ムスメと私はキャーキャー言いながら、黙って付いてくるトーチャンに申し訳ないとは思いつつ、結局大して買わないのですが、見るだけでも楽しいですもんね。
結局、歌舞伎座に行くのは諦めて（行きたがっていたのは私だけだから）、そのまま銀座を歩き回り、夕食はトーチャンの希望で寿司。
デザートがないと我慢できないトーチャンとムスメのために泊まってるホテルの喫茶店でケーキやチョコレートサンデー（これらはあちこちで）食べてから部屋に。
テレビで「のだめカンタービレ」ヨーロッパ編スペシャルを観ながら最後の荷作り。２夜連続シリーズ、昨夜は帰りが遅くて見逃したけど、一回で充分。しかし、荷物の整理しながらストーリーの説明をするのは大変。私だけでいいのに、彼らが面白がって興味持ったので。家族と一緒だとテレビもゆっくり観られない・・・。
＜１月６日＞ 曇り
ホテルから成田へのリムジンバスがあるのは便利。日曜の朝、すいすいと成田まで。
成田はなぜだか混んでたけど、空港内で最後の外食。私はたこやき、彼らはクレープと隣合ったカウンターで別々に。「え、又たこ焼き食べるの？」と彼らが驚くことはない程、いつもたこ焼きにこだわる私。特に好きなわけでもないけど、ロンドンで食べられないから。
また満席で窮屈な思いをしながら、眠らずに映画を。大した映画がなかったけど、日本ものは「像の背中」「里美八犬伝（１９８３年）」「クローズド・ノート」の映画３本と、「そのとき歴史は動いた」「言いまつがい」のテレビ番組。Ｐオトゥールのイギリス映画「ヴィーナス」も観ました。
ヒースロー空港からタクシーで午後５時に無事帰宅。カーチャンに感謝しましょうねえ。
（これから、楽しい旅行を反すうしながら、最初に戻って写真を追加していきます）。
