黄色い花3月29日と30日の二日間、スイスコテッジ駅近くのコミュニティ・センターで池坊生け花展 がありました。




純子先生主催の生け花教室の生徒さん25人程(国籍は様々)の作品が展示された会場はコンスタントに見学者が訪れ、、始終賑わってました。


モダンな花瓶に活けられたお花はどれもユニークで素晴らしく、ここにも日本の伝統文化が立派に定着していて嬉しいですね~


  



あじさいデモンストレーションも何度か行われ、何人かの生徒さんが説明しながら実際に活けて下さり、私も拝見しましたが、30年以上も前に何年か習ったことを思い出しました。


そういえば、我が家にも剣山があるはずだから、久し振りにやってみようかしらん?


      





二日目は折り紙ワークショップもあり、うちのムスメはずっと長い間テーブルに居座って、色々教えて頂いたようです。


ムスメは手先が器用だし、 我が家には頂き物の折り紙が何百枚もあるので、たっぷり遊べるでしょう。




というわけで、生け花以外の日本文化紹介も兼ねているこのイベントの一部として、私はBGMでお琴を弾くためにお邪魔したわけです。



ワンピースまずは着物ですが、

                                      

一日目は他のお二人がピンクとベージュのお着物と伺っていたので、それなら私はブルー系がいいかな、それに一人くらい濃地のがいた方がいいかしらとも思って、ブルーグレーに花柄の小紋に朱色の帯にしました。


これは春さんにお借りしている着物なのですが、色合いも柄も大好き。


でも、ちょっと地味だったかな~?


とも感じたので、二日目はもう思い切り派手にしました。


  


十代の時に誂えてもらったベージュの綸子に赤い花柄小物と、鮮やかな朱色に大きな蝶々や花の帯は(青い蝶々は隠してあります)、今までで一番若作りかも。そろそろやめないといけないでしょうから、その前にあと何度か着ちゃいましょう。


特にこんな穏やかな春の日は、桜の下で春らしい着物で歩きたいじゃないですか、ね!?

  


他のお二方も昨日よりもさらに華やかで、純子先生はピンクの素晴らしい絞りの訪問着、昨日はサモンピンクの無地だったMさんは今日は古典的な柄の小紋。



お二人とも私より少し年下なのですが、私と同様に若いときのお着物で、若々しくてとても素敵。やっぱり海外にいると得ですね。

  

     

音譜さて、お琴の演奏ですが、


三人で交互に独奏や合奏をし、二日目は尺八のおじさんも来てくれたのでほとんどの時間は生演奏付きでした。


野村正峰作曲の「さくら さくら」、「まりつき」、「日本のわらべ唄」」、「花かげ変奏曲」、野村祐子の「古今の調べ」、吉崎克彦の「雪はな」、筑紫歌都子(多分)の「春のせせらぎ」、古曲「六段」等を琴二人の合奏で、沢井忠夫の「弦のしらべ」を尺八と私で、古曲「みだれ」を私一人で、何度か弾きましたが、古曲以外は知らない曲ばかりだったので、大変でした。

  


  

なので、 どれも完璧からは程遠い出来でしたが、まあBGMですから・・・、



でも、悲しいですね、若いときのように手が動きません。私は老いを感じたことはあまりないのですが、いくら長いギャップがあるにせよ、かつての自分とはあまりの差・・・


練習すれば果たして元の腕前に戻れるのでしょうか?



とりあえず、急にまたこういう機会があったも慌てないように、時々は一人で弾いてみようと殊勝に思う私でした。



実は来月、1、2回話があるんですが、それには間に合わないかもしれないけど。

って、それじゃ駄目じゃん。嗚~呼あせる




でも、直前に押しかけ参加させて頂いたどきどきイベントもなんとか済んだし、結構良い気分です。


このブログで知った方も何人かいらして下さいました。知ってる人が聴いてると思うと余計緊張して手がもつれてしまうのですが、わざわざ来て頂き、ありがとうございました。




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