4月20日、ギャラリーの振袖展示会の最後の日に、またお琴を弾かせて頂きました。
明るい場所なので、今日は濃い色の着物にしましょう。
それなら、着る機会があまりない黒はどうかしら?
これは、私が小さい時に実家の母が着ていたどっしり重い着物。
写真をクリックして拡大して頂くと見えるでしょうが、金と赤がクリムトの絵のよう。この色合いは当時結構流行ってたみたいですが。
行く場所を選ぶこの着物、この市松帯に合うだろうと思って2年前に実家から持ってきたものですが、着てお出掛けするのはこれが初めて。後ろに掛かっている絵にもなんとなく合うでしょ?
尺八のボブさんもまた来てくれて、二人でたくさん演奏しまくりました。
昨日と同じではつまらないので、あまり自信のない「春の海」などは、人がお喋りしてざわざわしている間に合奏して自己満足。
この着物を着ている母の写真が残ってます。
私の七五三ですから、随分前ですね~。
長羽織が流行っていた頃ですよ。
今、この羽織が残っていれば喜んで持ってきたのですが、この後羽織丈が短くなったときに処分してしまったそうです。残念。
私のことより、皆さんお待ちかねなのは展示会の主催者のYokoさんでしょうが、もちろん今日も素敵でしたよ~。
白地にカラフルな雪輪露芝で、地紋は鶴。
伝統的だけどモダンで華やか。
6日間の展示期間、毎日ちがうお着物をお召しになったYokoさん。
全て、つい最近日本で調達されてものだそうですが、私も実際に拝見したのは3日間だけ。
その他の着物は写真では拝見したのですが、ここでご披露させて頂けるそうですので、ちょっとお待ち下さいね。