カメラ写真はクリックで拡大しますんで

  

ザクセン・スイスからドレスデンに帰るのに、行きと同じじゃつまんないので、景色を愛でながら船でのんびり帰ることにしました。お天気も最高だし。


電車で45分のところを船だと3時間近くも掛かったのですが、エルベ川沿いの渓谷は世界遺産にもなっているくらいですから(詳しくはウィキペディア でどうぞ。剥奪されそうみたいだけど)、醜いものは何ひとつなく、美しいのなんのってラブラブ




ゆったりとした空間に素敵な家がずら~っと建っていて、一軒一軒見てるだけで楽しいの。 


いくつかお城もあって。


  


   


ほとんどの家は結構新しく見えるのですが、これって社会主義時代からあったのかしら?船から見えるところだけ裕福なだけで、その向こう側は貧しい人たちがばっちい家に住んでるわけ? そんなことはなさそうだから、やっぱり豊かな地域なんでしょう。チェコ国境近くなんだけど、このままチェコに入っても同じなような美観を保っているのかしら? 





ワイン船はそんなに大きくはないけれど、どの席にでもウエイトレスが食事やドリンクを運んでくれて、メニュも驚くほど豊富。


お天気がよければ甲板でそよ風にあたりながらワインやビールを飲みながらごっついドイツ料理でほろ酔い気分になるのが最高でしょう。私たちは知らなかったのでソーセージとビールを持ち込んだのですが。



 

急いでいるときは途中で電車にするのが賢いかもしれなくて、途中で降りる人も多かったですが、私たちはドレスデンまで切符を買ってしまったし(14.8ユーロ)、ドレスデンを川から見たかったので、最後はがらがらの船にずっと乗ってて、光る川面に浮かび上がる美しいドレスデンをまぶしく眺めることができました。

オペラハウスも更に立派に見えてまた感動。

 


平日だったし、船に乗ってたのは定年後のドイツ人のカップルらしき人ばかり。統一後、旧西側の人が新たに行けるようになった観光地として人気があるのでしょう。

そう言えば、ドレスデンの街自体も初老のドイツ人らしい人が一番多くて、どこも静かでした。25日はヨーロッパ杯のサッカー試合があり、ドイツはトルコを破ったのですが、ほんの少し旗振って騒いでる人を見かけただけだし、大人の(老人の)地域というイメージ。


リタイヤした初老の夫婦ののんびり旅行って、今の私には一番羨ましいんだけど、我々ももうすぐそうなれそうですもんね。楽しみだ~ニコニコ


この日はお天気が良くてラッキーでした。実は前日にドレスデンでものすごい雷雨があり、そんなことが今日起こったら大変なことになるところでしたもの。よかった、よかった。


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