北京五輪のGBチームにとって8月16日は、ずっと
「スーパー・サタディだでね、メッチャンコようけメダルが取れる筈だでね、期待してちょう」
と言われてました。
でもなあ、そんなこと言ったって、遠慮がちなイギリス人だ、どうせ失望するだけでしょうが、と思っていたんだけど、なんとほんとにメダルが9個も取れたんですよね~
しかもそのうち4個は金メダル
女子800メートル自由形で400メートルに続いて19歳のアドリントン選手が世界新で2個目の金と、昨日に続いて自転車競技(keirinって言うんですね)で2個取れたのですが、その3個は朝起きたら既に済んでたか、それとも出掛けてるうちに行われたので、生観戦でハラハラしたり、わーいわーい、勝った勝った~、ゴッド・セーブ・ザ・クイーンだ~、という感動は味わえませんでした。
でも、ボートの4人組が優勝したのだけは生で見られました。このcoxless fourはボート競技はお得意のイギリスにとっても一番大事なオハコ・イベントで、アテネでもシドニーでも金メダルだったので、大変なプレッシャーだっただけに勝った喜びもひとしお。よかった、よかった・・
優勝候補と言われながら先頭は切れず、ずっと
「あじゃ~、今回は銀メダルか・・・だちかんな」
とずっとがっくりしてから最後に挽回しての抜き去り優勝。
んもう、ハラハラさせないでよね
階級社会であるイギリスはスポーツの種類にもそれが反映され、種目によって選手の喋るアクセントがまるきりちがうのですが、馬術と並んでボート選手はいいとこのお坊ちゃんお蒸ちゃんが多く、しかも白人ばかり。
この4人もみな育ちの良さそうな爽やかな好青年で、素敵ったらありゃしない (特に右の二人が麗しいでしょ?)
美しい選手と言えば今回イギリスチームで随一のケリー・サザートンですが、残念乍ら陸上7種競技で失望の5位でした。
悲しんでも美人は絵になるけど、可哀相。美人だから余計目立って期待されちゃったもんね。もし引退するんなら(して欲しくないけど)、女優にでもなってはいかが?
さてイギリスは8日目を終わって金7個、銀3個、銅7個 。
ヨーロッパ勢の中ではなんとドイツの次だなんて、どう考えても良すぎるわ。身分不相応だわ。
でもまあ、これだけメダル取れば、例えこれから一つも取れなくても次回開催国としては一応サマになるかしらね。選手の皆さんは肩の力を抜いてリラックスしてもいいですよ。
私もこれからはお気楽に高みの見物といきましょう。
まず、今夜は夜更かしして女子マラソンを生で観ましょかね?
しかし、待てよ、金メダルの数は追い付いたけど、順位では日本にまだ負けてるって、なんか口惜しいわ
柔道が終わって、日本はもう金メダルを取れそうな種目がもしかしたらないのかも・・・ウヒヒ、じゃあ勝てるなか?
って、さっき言ったことと矛盾するけど、あと2、3個金取って日本を負かしてちょ~!
あ、でもまだ体操やってんのか・・・チェッ!
お嫁に行って長くなると、実家よりも嫁ぎ先の方に親しみが沸くのは当然すもんね。
P.S..
この後、昨夜遅くまで女子マラソンを生で観てて、日曜日の朝起きてみたら、
ひえーっ! 金メダルがもう3個取れてた!
日本を追い越すどころか、なんといきなり中国、USAに継いで3位!
ここまで来ると後は落ちるだけだが、まずはめでたしめでたし。
と、驚いてるうちにもう1個取れて、金メダルが11個。シドニーで金11個取れて大喜びしてたのにすでに追いついてる。ボートとか自転車とか地味な種目が多いのはナンだけど、オリンピックはまず質より量だ。