週末は素晴らしいお天気だったのに、また灰色になっちゃったロンドン。
私が働く金融街シティはリーマン騒ぎでうろたえています。
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＜９月４日（木）＞ 
昨日行ったヴァティカン博物館の隣のサン・ピエトロ寺院Basilica di San Pietroにまず行きました。
こことヴァティカン博物館を同じ日にすると、近くのサンタンジェロ城をいつものように抜かしてしまいそうなので、今回は絶対入りたかったサンタンジェロ城とサンピエトロだけで一日費やす覚悟でした。
高い所が大好きなトーチャンにとっては楽しみにしていたハイライトの一つでしょう。
雲ひとつない青空の下でサンピエトロ広場Piazza San Pietroで散々写真を撮ってから、まずミケランジェロのクーポラCupolaに上りましょう。
①1途中までエレベーターで上る方法と、②下からずっと階段で自力で上るという選択があり、なるべく１９４５年のオジーチャンの行動通りにしたいトーチャンは自力希望だったようですが、非力な私がまたもや反対したため、①エレベーターで。
でも、エレベーターでいけるのは平らな途中までだけで、ドームは徒歩で上がるんです。階段数は大したことはないのですが、なんせ私たちはこの後も一日中歩くわけですから、エネルギーをセーブしとかなくちゃ。
このテラスまではエレベーターで
大したことはないと言っても、テラスから９２メートルあるので、ハーハーしながら上に到着
お馴染みのサンピエトロ広場の眺め ちょっと向こうにサンタンジェロ城。歩くと結構あるかも
昨日一日過ごしたヴァティカン博物館 ズームアップすると、金の地球儀も見えます
私のＴシャツはMetropolitan Opera。なんでローマでＮＹなんだ！？ ムスメは日本の花火Ｔシャツだし・・
今はドームのすぐ上の部分までしか上らせてもらえませんが、１９４５年にオジーチャンはてっぺんの金の球のすぐ下まで上がり、一人か二人しか入れない小さなスペースから金の球を見上げたんですって。
細い人がやっと登れるらせん階段は見ましたが、長い間使われてない様子。こんなに観光客が増えたんじゃね。
寺院の内部は、ロンドンのセント・ポール寺院と雰囲気は似ているのですが、へエーっ、凄い！という程でっかくて、ゴテゴテ金ぴか
宗教的なことを考えると、「カトリック教会ってこれだから・・・」、と思ってしまうので、宗教が苦手な我が家はひたすら建物としての素晴らしさだけを追求。ま、そういう人がほとんどでしょうけど。
後日、サン・ピエトロ寺院の次いで重要なカトリック教会に行ったのですが、そこは本当に信仰の場だったのと比べると、ここはすっかり観光名所。
ミケランジェロのピエタは安全を期してガラスの向こうに
ミケランジェロがデザインした制服のヴァティカン衛兵は、容姿端麗が条件な筈なのに、今まで何人も見た中で今回はぱっとしない人ばかりなのが残念。
実はもう一人いたけど、そいつは「最近はこんなのでもなれるのか・・給料安くてなり手がいないのかな」と思うくらいのブーだった
