＜７月３１日（金）＞
昨日のワルキューレは、オペラの進行が遅れて終わったら１１時過ぎで、帰宅したら１２時過ぎ。
今日は１０時半頃に終わってからパブに寄ってたので、帰宅が１時。
そんな毎日、疲労感を感じるかどうかは、オペラのパフォーマンスの出来次第みたい。
連続４夜のリングのパフォーマンスのの良し悪しはかなり凸凹で、初日のラインの黄金は抜群なので幸せ一杯で力が沸いてきたけど、昨日のワルキューレはひどくて疲れがどっと出ました。でも今日のジークフリートは素晴らしかったので嬉しくて夜道をスキップして帰ってきました。
明日は週末だし、それだけで嬉しいのですが、今日は思い掛けないラッキーなこともあったんですよ。
やっぱりワルキューレの第一幕は見逃せないわと思って昨日は半日休暇を取っったのに（でも、４時まで残業して）、ひどいジークムントだったので腹が立ちましたが
今日は、仕事も溜まってるので休めなかったけど、なんとか５時ピンで逃げるように退社。オペラは５時開始なのでもちろん間に合わないけど、私の席はすぐ後ろがドアだし通路の隣なのでこっそり入れるかしら、まあ駄目なら仕方ないから第一幕だけスクリーンで観よう、と思ってなんです。
ところが、なんと、遅刻席としてGrand Tier Boxという席に案内されました。恐れ多くも２１０ポンドの極上席ですよ～
もちろん初めて座ったんですが、すごく良く見える席で、もう最高！ 夢のような１時間を過ごさせてもらいました。
しかし、私を案内してくれた客席係りの人は、私の切符を見てなんと思ったでしょうかね。何度も「一幕目が終わったら、自分に席に行って下さいね」って念を押してましたもんね。はい、もちろん、小心者の私はちゃんと１０ポンドのupperslipに戻りましたよ
遅刻にいつもこんな寛大な措置は期待できないのですが、今日はそこが空いていたのでこんなラッキーなことになったわけで、まじめに働いたご褒美かな。（いえ、私の１０ポンドの席も値段の割にはすごく良い席なので文句はないんですよ）。
で、明日はいよいよリングの最終日。パフォーマンス時間も一番長くて、正味４時間。歌手が上手だとあっと云う間に感じるけど、下手だとつらいよ～～。
