私の胃痙攣で皆様にご心配をお掛けしていますが、


胃痙攣と言うのは症状であって病名ではないんだそうですね。


胃腸は滅法丈夫だった私、意味も知らずに胃痙攣と書いたのは、京都で薬屋さんに(私は痛くてとても起き上がれないのでトーチャンにメモを渡して薬を買いにいってもらって)電話で症状を説明した時に「はい、それじゃあ胃痙攣の痛みが早く取れるような薬を差し上げますね」と言われたからなのですが、今日ネットで調べてみたら、


胃痙攣の原因は様々で、精神的ストレスから起こることも多いようですが、私のはどう考えてもそうではなくて、暴飲暴食による急性胃炎というのが当てはまると思います。


そして、日本に着いて、「よーし、食べるぞ~っ!」、と勇み足であれこれ大量にパクついたこともあるけれど、冷たいものをたくさん飲み食いしたのが主な原因ではないかと。


私は普段、会社や家で、体を冷やすのはよくないのでなるべく温かい飲み物を意識して飲んでいるのですが、真夏の日本では自動販売機にはホット・ドリンクなどないし、今回なんだかやたらかき氷が食べたくてたまらず、冷房の効いたところで寒さに震えながら毎日食べてました。ビールもよく飲んだし、胃に徐々に負担が掛かっていたのでしょう。


そして、決め手となったのは、京都最後の夜の食後のデザートとして食べた山盛りでぎっしり詰まった宇治金時。アイスクリームも入って凄い量だったので、「わーん、こんなに無理だから誰か食べるの手伝って~」と頼んだけど、皆自分のデザートを食べるのに精一杯(なんとかパフェとかサンデーとか)。それなら残せばいいのに、そこは食べ物を残すことに罪悪感を感じる私。


更にその夜、夜食としてコンビニで買ったアジの干物を一袋全部一人で食べたのも食べ合わせが悪かったのかもしれません。


メラメラ明け方にもの凄い胃の痛み! 


七転八倒というほどではないけど、海老のように丸くなってウンウン唸るしかなくて、朝9時に薬屋さんが開店するまでの長かったこと。

その日は10時半の新幹線で東京に移動することになっていたので焦りました。お盆の混んでるときに当日の指定席を取るのは難しいでしょうから。



ありがたいことに、ぎりぎりで薬が効いて痛みがかなりやわらいだので、駅で吐いたりしながらも新幹線の乗ったときには大分落ち着いて、暑い日でしたが東京到着後すぐに浅草へ行き、普通に歩き回ることができました。しばらくすると痛みが戻るので時々薬を飲んでいたのですが、歌舞伎を観る前にお寿司屋さんに入り、あまり食欲はなかったけど、目に前にお寿司が出されたらそりゃ食べるでしょう?


歌舞伎を観てる間は大丈夫でしたが、その夜また激しい痛みに襲われてしまいました。薬も段々効かなくなってきて、深夜まで辛く長い時間だったこと。


幸い、朝起きたら痛みがすっかり消えてたので、その日は(まだ薬を飲みながら)フル活動できましたが、それから暫くは怖くてほんのちょっとしか食べられませんでした。冷たいドリンクはやめて、飲むのはぬるくなったペットボトルの水だけ。


そうやって段々回復はしたのですが、実は1週間近くたった今もまだ完全に元通りにはなっておらず、もう痛くはないものの、なんかすっきりしなくて食欲もありません。


胃潰瘍にでもなったら大変ですから、しばらくは用心しておとなしくしていようと思います。 しゅんしょぼん



というわけで、日本で食べ損ねた口惜しさむっと、体重を減らす絶好の機会に恵まれて嬉しい気持ちニコニコが半々の今日この頃の私でございます。



オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン

歌舞伎の前につい食べてしまったお寿司。       京都で嫌というほど食べたわらび餅。

こんなにちょっとなのに・・・                 特に好きだというわけでもないけれど・・



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