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午後からは雨も降りそうだけど、大したことはなさそうだから、清水寺にでも行ってみましょう。
私は何度も行ったことあるし、特にどうって思わないけど、トーチャンは24年ぶり。ってことはムスメは意外にも一度も行ったことがないわけで、ほんなら行かなあきまへんやろ。
(注:ヒマ人トーチャンは今回これまで日本で行った場所と年を全部リストアップ。因みにこれが16回目どす)
というわけで、宿泊所からタクシーで清水さんへ。4人だとタクシーの方が安いことも多く、今回はたくさんタクシーに乗りましたえ。
案の上、雨がぱらつきましたが、昨日着いたばかりの京都なので、わらび餅や生八ツ橋を食べながら二年坂三年坂のお店を覗くのも楽しかった。
雨が降るとカーチャンはゴム草履に
大賑わいの花見小路と一力茶屋
今回はガイジン向け初心者ツアーであるからして、気恥ずかしいなんて言ってないで、ギオンコーナーの伝統芸能ちょっと見パフォーマンスを初めて観に行きました。
活花、お茶、お琴、雅楽、狂言、日本舞踊、文楽を効率よくちょっとづつ生で観られるのは稀な機会ですから、正味50分足らずで3,150円というのも決して高くはないと思わなくてはいけないんでしょうね。
外国人観光客向けに始ったショーで、この日もほとんどがガイジンでしたが、最近は日本人客も増えているそうで日本語のパンフレットも用意されてました。
雅楽は踊り付きでもやっぱりだるい・・
狂言は、とても上手でしかもハンサムな役者さんに救われました。他の二人はまるで子供の学芸会だったけど・・
パフォーマンスの水準は平均すればまあまあというところでしょうか。トップクラスを期待することは無理ですもんね。
私たちは最前列に陣取ったのですが、
お茶やお花、お琴をなさったのは中年のおば様方で、できればもうちょっと若くて綺麗な人を出して欲しかったと思ったりもしましたが、きっと、舞妓さんを引き立たせるためだったんでしょうね。
たしかにビジュアル的には二人の舞妓さんが圧倒的に優位。テープ伴奏で祇園小唄を踊ってくれたのですが、これだけ美しいいでたちだと踊りの出来なんてどうでもよろしおす。特に青い着物の舞妓はんはすらっとして綺麗な人やったし。
文楽の「八百屋お七」は素晴らしかった。生演奏ではなかったのが残念ですが、すごく上手な人が出てくれる筈はないですから、却って録音でよかったんでしょう。
夕食は、祇園の大通りに面した和食屋の京懐石。
お値段の割には次から次へと出てきた料理の量も質もなかなかで満足でしたが、ビールを飲みながら食べてる最中に私はなんと腹痛に。一日中あれやこれや意地汚く食べ続けていたバチが当たったのでしょうが、最初かららこれでは先が思いやられると不安になったことでした。これで反省してこの後控えれば数日後の胃痙攣も避けられたのでしょうが、この腹痛はすぐにけろっと治ったので、続けて最後まで食べ終わり、この黄信号は無視してしまいました。
タクシーで帰宅。朝早くから行動し、充実した京都の初日でした。雨もちょっと降られただけで、涼しくて楽な日でやれやれ。