京都御所と仙洞御所見学アポ(→こち )を終えた後は四条でぶらぶらショッピングと予定でしたが、まっすぐ行くにはまだ時間があるので、雨も上がったことだし、散歩しようということで、仙洞御所からタクシーでまず知恩院へ。
20数年振りの知恩院は、写真写り抜群の広い階段と立派な門を入ると、境内や本堂はとくにどうってこともない普通のお寺なのですが、ここで印象に残ったのはお坊さんのお経(内容ではなく声)。後ろ姿から察すると若いお坊さんの声が素晴らしくて、オペラ歌手にしてもいいくらい。拍子木と鐘、木魚でリズムを取りながら、高めの声で朗々と若々しく、これだけ美声だとお経も音楽的パフォーマンスとなり、外国人にも良さがわかるでしょう。
なんだかユーモラスな鬼瓦。 知恩院の魅力はたくさんある石段だけど、雨天の方が映えるかも
鬼って西洋人でしょ?そんなに暑くないので、お次は平安神宮まで歩きましょう。曇ってると朱色の美しさがいまいちですが、ここの広いスペースと竜宮城的華やかさはフォトジェニック。
BF君が回転寿司に行きたいというので、この辺で私が唯一知っている三条の「かっぱ寿司」へ。
回転寿司屋はロンドンにも結構あるので、珍しくはないのですが、全皿百円なので、大食いのBF君にも心おきなく食べてもらえます。もちろん私もロンドンとは比べ物にならないこのお値段に感激して、そりゃもう張り切りました(暴飲暴食→胃痙攣への道まっしぐら)、。
その後は新京極商店街周辺で楽しいショッピングタイム。ムスメたちとは別行動にして、私は一人でせっせと着物屋さんや洋服屋さんで物色。椿柄のバッグ類はここで買いました。買い物に興味のないトーチャンが何をしていたんでしょうねえ? この辺のことはよく知ってるトーチャン、景色や建物で写真撮るところもないしね。
雨が上がった鴨川には京都の風物詩の納涼川床。 南座には前回行きましたね、着物で(→こちら )。
お茶してたりしたら結構遅くなったけど、タクシーで帰ればすぐだから。
と思ったら、トーチャンがどうしても京阪電車に乗りたいって駄々をこねるので(乗り物好き)、さっき新京極とかで退屈させて申し訳なかったので渋々七条駅まで乗って、お宿までいつもと違うルートであちこち散歩しながら帰りました。
明日は、この前台風で行きそびれた姫路城です。