＜９月１日（火）＞
今日は冷たい風が吹いて、まるで冬のような寒さでしたわ。
こんな日は、あの京都の暑さを思い出して、ぬくまろうっと。
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朝早くからギンギラギンで、 最高気温は３５度の予想。
今年これまでで京都で一番暑い日だったそうです。
今夜がこのお宿の最後の夜なので、明日の朝慌てないように、今朝出掛ける前に荷物の整理をしておきました（やっといてよかった～！ 次の朝は私、倒れてましたもんね）
お仏壇屋さんには結局入れませんでした。 こんなにたくさんあるのにね。近所は軒並み全部そうですよ。でも、お盆が近いというのにお客さんは一人も見掛けませんでしたねえ。
今日は朝１０時に桂離宮の予約が３ケ月前から取ってあるのですが、交通の便が悪いので宿から直接タクシーで行きました。タクシーはすごくたくさん走っているのでいつも３０秒で掴まえられます。
２５人のグループのガイドは、ほら、こんなお公家さんのような顔立ちのほっそりした青年で、話し方も滑らかなので夜はホストクラブでバイトもできそうだ。 いっそお公家さんの扮装をして案内してくれたら絵になるのにね。
外国人も結構いました。たしか英語のオーディオガイドもありましたが、私が勧めてもうちの連中は嫌がったので私が通訳しないといけなくて面倒臭かったわ。
雨ではなくて、あまりの暑さに傘さしてる外国人たち（私も）
実に細かいところにまで綿密な工夫が行き届いた建物と庭園はたしかに素晴らしいのですが、素朴な田舎風の侘び寂びを表現するのにこれだけこねくり回すというのもねえ・・・
好みの問題なのですが、桂離宮はとても人工的なのと、一度に全てが見えないように考え尽くされてるお庭もちまちましてケチだし、私は先日行ったおおらかな仙洞御所の方が好きです（→こちら ）。
上の写真でも、突き当たりにわざと松ノ木が植えてあって、お庭を隠してるんですよぉ。
でも、写真写りは桂離宮の方が良いと思うので（ちょっと歩くとすぐ違う景色になるし、どこもそりゃ美しいわ）、たくさん貼っときますので、クリックで拡大してご覧下さい
２０数年前に行ったときにはツツジが美しかったけど、今はお花が咲いてないので一番つまんない時期で、おまけにくらくらするような暑さときたもんだ
左の写真で彼方に山がちょっとだけ見えるのですが、かつては庭の木がもっと低かったので借景としての山がもっと見えたけど、今はビルが立ち並んでいるので木で隠しているんですって。さもありなん。
でも、それ以外は昔通りの姿を保つことに最大限の努力をしていて、それは生きている庭では難しいでしょうが、同じ産地から形の似た若い木を運んできて、将来予想通りに育つことを期待するんだそうです。
やれやれ、
トーチャンとムスメと私の３人で撮った同じような写真の中から選ぶだけで時間が掛かってしまったので、桂離宮の後にあちこち行ったときのことは次回になってしまいました。早く東京に行きたいと焦っているのですが・・
