さっき、ロイヤルオペラハウスのリハーサルから帰って来ました。
楽しみに待ちわびてたガランチャとアラーニャ共演ですが、
素晴らしかった~!
と一言書かずには眠れません。
二人とも期待通り素晴らくて、聴き飽きたカルメンも蘇って凄い見応え。やっぱりトップ歌手の実力と存在感はさすがです。
めちゃ綺麗なガランチャは大熱演で、この春に6回も観たロミオのイメージを払拭するのに苦労したけど、はすっぱなジプシー女を演じても上品。
歌唱力も文句なしですが、でも、私はロミオの凛々しい彼女の方が好きかなあ。でも、彼女自身まだこの役を必死で演じてるという感じなので、ロンドンで何度もやるううちにきっと馴染んでくるでしょう。
一方、この役は嫌というほど歌ったにちがいないアラーニャは、すっかりドン・ホセになりきってて、凄くはまり役。今までのドン・ホセでは丸ちゃん(マルセロ・アルバレス)の声にも聞惚れたけど、芝居も入れた総合点ではアラーニャの独壇場。
私は舞台近くのストールサークルだったので表情がよく見えたのですが(双眼鏡もよく使ったし)、細やかで情熱的な迫真の演技が名人芸の粋に達してます。もちろん歌も絶好調で、まだ全盛期のまっただ中のアラーニャ節に大ファンの私は目も耳も釘付け。さらに惚れました
ガランチャも良かったけど、今日の主役はアラーニャじゃなかったかしら。少なくとも私にとってはそうです。
うう~、書きたいことはたっくさんあるけど、夜中になっちゃったし、仕事も忙しかったのでヘトヘト。
しばらくはカルメン話題が続きそうですが、今日はおやすみなさい