2月17日(水)>


昨夜の夜通しのオリンピック観戦は諦めましたが、生活のリズムが狂ったのか、やたら眠くてたまらない一日でした。こんなことで明日から仕事に復帰できるのかいな?

ところで、うとうとしながらフィギュア・スケート男子シングルスSPを何度も観てしまったのですが、可愛い選手がたくさん出てきてウハウハの中、私の好みは金髪碧眼ということを再確認。

最後のヴェニス記事ですが、自分のための備忘録みたいなものです。

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                カメラ写真はクリックで拡大します


有名なヴェニスのカーニバル、そりゃ行きたいけど、でもきっとその時期ホテルはぼったくりだろうし、飛行機も取れないわよね?


と、私も勿論思ってました。


だけど、今回は以下のからくりで実現することができたんです。ラッキー!


女の子お仲間


saruさんが「私、ヴェニスのカーニバルに行くのよ。知り合いの知り合いがヴェニスに貸家持っててカーニバル時期に空いてるからって」、と聞いた時に、「いいな~、羨ましい!人数足らなかったら誘ってね」とお願いしておいたら、本当に空きがあって仲間に入れてもらえたんです。saruさん、ありがとおおおおお!


オペラ三昧イン・ロンドン
2LDKのアパートに日本女性5人で泊まることにして、全員が前からの知り合いは一人づつだけという寄せ集めグループでしたが、和気藹々と、部屋の鍵が一つしかないのでなるべく一緒に行動する必要もあったのですが、着物姿の私もそう迷惑掛けることなく付いていけたと思います。


ブログ仲間でヴェローナで声楽を学んでらっしゃるmimitalyさんもヴェローナか ら駆け付けて下さって、暮れにロンドンでご一緒しても以来の再会ができました。


日英ハーフの若いmimitalyさんは日英伊三国語のできる素敵な女性で、去年の夏に観たヴェローナの古代ローマのアレーナのオペラにも出演なさってたんですよ。彼女のブログは→こちら です。



ビルアパート         


私はこの頃、ローマや京都でこの手のアパートに滞在することが多いのですが、ここも長期滞在するのであれば完備したキッチンもあるし便利なアパートです。商売っ気のないイギリス人所有のアパートなんですって。


しかし、広くて清潔なアパートはとても素敵で満足だったものの、ホテルではない不便さは当然あり、3階なのにリフト無いのは仕方ないとしても、トイレットペーパーがなくて買いに走ったり、一番辛かったのは早朝暗いうちから近所の部屋から大きな音でラジオ音楽が聞こえてきたことです。どこかでその音楽をうるさがったか赤ん坊が泣き出すこと数時間、どこにも苦情も言えませんものね。


でも、カーニバル時期に信じられないくらいお安くしてもらったことで全てが許せてしまいました


二つ返事で参加を決めたときはきっとヴェニスのアパートと言っても電車で行かなきゃならないような郊外だろうと覚悟してたのですが、幸い観光の中心からすぐ南に位置するジューデッカ島で、2番41番42番の水上バスで3つか4つで所要15分という便利なところでした。観光客はまず来ないごく居住区で普通のヴェニスを垣間見ることができたことも面白かったです。


オペラ三昧イン・ロンドン   オペラ三昧イン・ロンドン

   私の寝床は居間のソファでした


   

飛行機飛行機とヴェニスでの交通船


行くと決まったのが2ケ月前だったので一番安い席は残ってなくて、20キロのチェックイン荷物代を入れると100ポンド以上と格安エアラインにしては高かったですが、こんなチャンスは二度とないだろうからと奮発しました。


EasyJet便ですが、ちょうど一年前のミラノ旅行の荷物事件(→こちら )の悪夢がまだ記憶に新しいので、荷物には余裕を持たせることにしたんです。結局大して買わなかったので、手荷物だけでも充分だったんですが。


飛行機、お値段は高めでも、格安便にしてはガトウィック空港12時40分発/18時着と往復とも便利な時間で、ヴェニスから近いマルコポーロ空港で楽でした。もっとうんと安いライアンエアもありましたが、超早朝便の上に彼の地で遠い空港で不便だったんです。

オペラ三昧イン・ロンドン
ヴェニスに着いて28ユーロの48時間乗り放題パスを買ったら、空港からローマ広場までの陸上路線バスにも使えて便利でした(行き路線5D、帰りはA1)。結構高いパスですが、水上バス1回乗るだけでも6ユーロとかして、公共交通がバカ高いロンドンもまっ青なヴェニスです。


オペラ三昧イン・ロンドン  オペラ三昧イン・ロンドン

ジューデッカ島 La Giudecca


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


ナイフとフォークレストランワイン


評判のレストランを調べていってもカーニバルで混んでて入れないかもしれないし、食事に関してはあまり力を入れず、あくまでもカーニバル見物を優先。


全てイタリアン・レストランでしたが(イタリアにいる時は当たり前ですよね)、最初の夜はアパート近くのローカルの人が行くところ、日曜日は昼夜ともフェニーチェ劇場近くのレストラン、月曜日はサンマルコ広場の北の小路のカジュアル・レストランでしたが、イギリスと比べるとさすがイタリアは何を食べても大外れなく美味しいし、食事だけでなく、スーパーで買ったお菓子も美味しいのも羨ましい限り。カーニバルのお菓子であるドーナッツやgelaniという薄いクッキーのようなお菓子も美味しかった。


ワインは残念乍ら私は手術が迫っているので控えてちょこっとしか飲めませんでした。


写真はほとんど撮りませんでしたが、ジューデッカ島の地元レストランと、フェニーチェ劇場隣で食べたイカ墨スパゲッティだけ載せときます。


オペラ三昧イン・ロンドン オペラ三昧イン・ロンドン


というわけで、すごくお金が掛かったのではないかと心配して下さった方々、ご安心下さい、最近のヨーロッパ小旅行の中では一番安上がりに済んだかもしれない旅行だったんですがま口財布



晴れお天気も良かったし、ほんとに行けてよかったと幸運に感謝。



帰りの飛行機の中から見えた美しい景色も嬉しいオマケ。ヴェニスとスイス・アルプスです。
オペラ三昧イン・ロンドン   オペラ三昧イン・ロンドン



キスマークアリベデルチ ベネチア! 又来るね。


ムスメがまだオシメしてるときに家族で行ったのですが、ムスメはもちろん覚えてないし、トーチャンも久し振りだから行きたいって言うかも。私はやっぱりフェニーチェでオペラも観たいしね。



私の次の旅行は1ケ月後のベルリンで、アラーニャとダムラウのルチアですからね!



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