昨日の木曜日、1週間ぶりに会社に戻りました
回復は思ったよりゆっくりでまだあちこち痛いしまだ真っ直ぐ立つのもしんどいのですが、デスクワークで仕事自体は家でブログしてるのと同じなわけなんい家でごろごろしてるとなんか罪の意識を感じるわけですよ。医者も1週間休めばOKと言ってたし。
駅まではトーチャンに車で送ってもらい、ラッシュアワーでも幸い地下鉄はずっと座れて、会社は駅の隣なので難なく行け、仕事にも支障はありませんでしたが、前の晩に脇腹やおへその痛みでよく眠れず、仕事中眠くてたまらないのがしんどかったです。家で静養するというのは、一日中うとうとできるような境遇にいろってことなんでしょうね。
めげたからという訳ではないのですが、一日だけ復帰した後、今日は又休んでます。急ぎの仕事は昨日片付けたし、有給休暇が残ってるし、なにより今日はトーチャンがアルバイトに行くので送り迎えしてもらえないですから。
それならば、フィギュア・スケート男子シングルス決勝の生中継も観られるかな?
ということで、昨夜は夕食後すぐ寝て(クタクタだったのでよく眠れた)、決勝が始まる午前1時直前に起き、夜食を食べて(食欲は結構戻りました)スタンバイ。翌朝アルバイトに行くトーチャンは後半の午前3時から参加(ムスメは、親は二人共よーやるよという呆れ顔で普段通りに寝起き)。
時折うとうとしたけど、頑張ってほとんどは観ました(←静養中で無理しちゃいけないのに、全然反省してない)。
でも、午前5時過ぎに終了して又すぐ寝ました。久し振りの外出で疲れていたのか、よく眠れました
ともあれ、日本の悲願のメダル獲得おめでどうございます。高橋選手初め3人ともBBCコメントでもベタ誉めされてましたよ。織田選手の靴紐事件はアクシデントというよりも不注意として非難してましたが。
この種目で日本初メダルというのも意外ですが、意外と言えば今はさっぱり活躍してないイギリスですが金メダル取ったことあるんですよ。30年も前ですが、私はすでにイギリスにいたのでその時のことはよく覚えています。お喋りも上手なロビン・カズンズはBBC解説者としていつも出てくるので、彼やトーヴィル&ディーンが登場するたびにイギリス人は皆「過去の栄光」というお馴染みの気持ちで肩をすくめるのですが、最近テレビでど素人セレブにフィギュア・スケートさせるという番組が人気なので少しはスケート人口も増えるかもしれません。その証拠にあちこちで小さな仮設スケートリンクが冬になると登場します。でもちゃんとしたスケートリンクは少ないし、当分日本のレベルには到達できないでしょう。口惜しいですねえ、カズンさん。
ま、そんな昔のことはどうでもいいのですが、
と言いながら、昨日の決勝で米クネクネ男ジョニー・ウィアーに付き添っている場違いな背広姿のコーチに目が釘付け
きゃーっ! かつてトップ・スケーターとして活躍した旧ソ連のヴィクター・ペトレンコじゃないですか!
ロシア的クラシックなスケーターで1992年のオリンピックでは金メダルだった彼に胸キュンだったんですが、40歳になった今、恰幅がよくなって頭のてっぺんが薄くなってもハンサムで素敵なペトレンコを見られて嬉しかったです。ずっとアメリカで元気にスケート人生を送っているようで、よかったよかった。ほんと、この年になるとかつて知っていた人の年を取った姿に遭遇することも多くて感慨に耽ります
尚、ペトレンコがコーチしているウィアー選手はユニークで好きなんですが、決勝演技は変態度少なめで正統に勝負して素晴らしかった 性癖は隠しているようですが、まだタブーなんでしょうか?
さて、
日本を離れて30年も経つと縁も薄くなり実家よりも嫁ぎ先に親しみを感じてしまい、ヨーロッパ選手権などでお馴染みの選手を応援してしまうので、今回も長い間見守ってきたロシアのプルシェンコ選手に勝たせてあげたかったけど、4回転成功したけど不調で僅差で銀メダルで残念。傲慢な態度が嫌いという人もいるでしょうが、私は好きですよ、そういう人。スポーツ選手でもオペラ歌手でも。
多少タイプは違っても、ペトレンコの継承者がプルシェンコで、27歳のプルシェンコはこれでもう終わりでしょうが、ちゃんとその後を継ぐプルシェンコ・ジュニアのような20歳のボロドゥリン君が今回すでに取っ掛かりを作ったのは頼もしいことです。
(翌日追記)
イギリスが金メダル取りました!
本大会の初メダルです。
「スケルトンって?」というイギリスでは誰も知らない種目ですが、27歳のAmy Williamsは美人だし、これでイギリスも盛り上がるでしょうか?
申し訳ないですが、やっぱり、日本選手のメダルより、イギリス選手の活躍が嬉しくて、彼女自身びっくり仰天してるインタビューに「よかった、よかった」と涙ぐみそうな私です。