<3月18日(木)>

ちょっと暖かくなって、水仙の花も咲きました。ジタバタしてるうちに3月も後半ですもんね。

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オペラ三昧イン・ロンドン   オペラ三昧イン・ロンドン

3月6日(土)の午後、日本舞踊のレクチャーとパフォーマンスが、キングス・クロス駅近くにちょっと前に新たに出来たKings Placeの小劇場で行われました。一度行ってみたかったコンサートホールです。


この4日前にSOASであった中村福助さんご一行の歌舞伎レクチャー(→こちら )に続き、今度は人間国宝による日本舞踊をロンドンで、しかも又無料で観られて、ありがたいことでしたクラッカー


福助さんのイベントも踊り中心だったので、どうしてもイベント内容を比べてしまうわけですが、福助さんイベントが短い時間で音楽や衣装にまで手を広げ過ぎたのに対し、踊りだけに限定したこちらの方がレクチャーとしては充実していたのではないかしら。こないだと同じSOASのヒューズ教授ですが、踊りの内容や動きについてしっかり説明してくれたので、踊りが何を意味しているかちゃんと理解できましたアップ


但し、私にとっては最も大切は音楽が生演奏ではなくテープ音楽だったのが大失望ダウン


衣装は素晴らしかったです虹。御大が紋付袴で素踊り、他のお二人は役柄のフル・コスチュームで、黒子による早変りもあり、「オ~っ!」という歓声が上がりました。まるで日本人形のように美しい尾上紫さんは女形とは違う魅力でとても可憐でしたしねチョキ


出演は人間国宝キラキラであらせられる82歳の西川扇蔵さん、ご子息の西川箕乃助(みのすけ)さん、若い美人の尾上紫(ゆかり)さんのお三方で、古典の七福神浦島太郎手習子を舞って下さいました。


若い時にロンドン大学と有名な演劇学校に留学なさって今でも英語がお上手な箕乃助さんは実演付き質疑応答もして下さって盛り上がりました。あれだけ英語ができればそりゃ海外遠征に力を注ぎたくなるでしょう。留学なさったのは30年前ですが、伝統芸能の家元御曹司の海外留学は当時としては大変なことだったでしょう。(と、30年前に渡英した私はある種の親近感を持ちます)


カメラフラッシュを焚かなければ写真可というお許しだったので、もちろん最前列ど真ん中を死守した私は誰よりも良いアングルで撮れました。暗いので鮮明ではないですが、クリックで拡大します。


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

                      浦島太郎の早変りカメ

オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

           まあ、可愛らしい椿の傘だことラブラブ

オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン



オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

私は、もちろん着物で参上しました。こんな所にウールの着物では失礼なのはわかっているのですが、ウールには見えない色柄だし、なんせ梅の花ですから今着ないと一年間間チャンスがなくなっちゃうでしょ。

オペラ三昧イン・ロンドン
   オペラ三昧イン・ロンドン
ロンドンで日本舞踊をなさってるしっとり艶やかなAさんと並んで写真撮って引き立て役に徹する私。

娘時代の無理な若作り着物では私の方が年上には見えないかもですね。そうだ、来月また一つ年取りますので、よろしく~(何を?プレゼント


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