<7月20日(火)>
日本は暑いんですってね。すみません、ロンドンは程よい暑さの爽やかな日の続いてて快適で~す。
オペラ記事が続いたので、ちょっと休憩して、先週末のパリの写真をアップしましょう。
----------------------------------------------
前の晩遅くユーロスターで到着。知り合いのフラットに泊めて頂けるからこそできる贅沢で、ありがたいことです。
今日は朝から行動開始で、午後は暑くなるかもしれないので、その前に折角持ってきた着物を着てしまいましょう。
7月14日のパリ祭の準備でしょうか、フランス国旗がシャンゼリゼ通りにずらっとはためいてました。
まず行ったのは、コンコルド広場からシャンゼリゼ通り方面に少し行った所にあるプチ・パレ。外からは何度も見ているのに、やっと中に入れました。
1900年の万国博覧会のために建てられたプチ・パレPetit Palaisは、大規模な修復後2005年にパリ市立美術館としてオープン。詳しくは→こちら
。
明るくて綺麗で広々として、でも人が少なくて静かなとても素敵な空間でした。外から想像したよりうんと大きくて、ざっと見ただけの無料の常設展はなかなかの規模と質でした。
今日の目的は去年亡くなったイヴ・サン・ローラン展。
写真は撮れませんでしたが、よく保存された膨大な数の服がマネ
キンで展示されててとても充実したコレクションで、最後に大きな部屋でゴージャスなオートクチュールのイブニングドレスがずらっと展示されてるのは圧巻。はあ~っ(溜息)
ファッションと上流階級は私には縁のない分野ですが、期待以上の量と質だったし、いかにもパリらしいイベントをうっとりしながら大いに楽しみました。
この中にある中庭に面したセルフサービスのカフェで軽くランチしたのですが、ここはめっけもの。サンドイッチとか大したものは売ってないですが、観光客はあまり来そうもなくてゆったりしてるので落ち着けます。
プチ・パレのお向かいはプチパレと同時期に建てられたグラン・パレGrand Palais。
イベント開催中ではないのでガラーンとして殺風景ですが、ちょっと前にはパリコレのファッションショーをやってたようで、うんと華やかだったんでしょう。
いたずら小僧のレリーフが可愛いでしょ?
雲り空でそんなに気温は上がらず、着物でもそう苦しくなかったのですが、それでもやっぱり暑いので、アレクサンドル3世橋からエッフェル塔やアンヴァリッド(ナポレオンの死体が保存安置されてる)を遠くから眺めただけで、フラットに戻って夏ワンピに着替えましょ。
やっぱり涼しいわ~、楽ちんだわ~、とマレ地区でショッピング。
夕方はまた着物に着替えてオペラハウスに行くんですけどね。