<10月10日(日)>
お天気の良い日曜日なのに、どこへも行かずにぺちぺちブログってる私。どっかライフスタイルに間違いがあるような気もしますが、そのウィーン旅行もこれでやっと最終回。帰ってきてから3週間も経ってるんですが。
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<9月19日(日)>
ウィーンに2泊後ロンドンに帰る日ですが、フライトは夜8時頃なので、それまで目一杯観光せねば。
ウィーンの街もろくに観てないけど、折角夏場に来たんだし、今回はアウトドアで楽しむことにしましょう。
幸い、ロンドンから一日遅れで参加して下さったSatsukiさんが電車や船の時間、みどころなど詳しく調べて下さった上、前日に駅で周遊券まで購入して下さったので、私とレイネさんは大船に乗ったつもりで小さなクリーズ船に乗り込めました。費用もうんとお安く済み、ウィーンからの日本語ガイド付きのツアーだと125ユーロもするところ、我々は時間の関係で一箇所省いたものの、電車とクルーズの周遊券は46ユーロでした。
しかし、個人で手配するとたしかに安上がりではありますが、電車や船の便数は少ない上、ガイドブックでは電車の駅と船着場の距離まではよくわからず苦労するかもしれないので、ツアーに参加するほうが安心でしょう。私たちも電車に乗り遅れそうになって必死で走ったり、後になれば楽しい思い出ですが、その時は「ひえーっ、帰りの飛行機に間に合わないかも・・・」、と冷や汗ものでした
さて、
ガイドブック風に言うと、
ヴァッハウ渓谷(Wachau)はドナウ川下流のメルクからクレムスに至る30キロほどの両岸に中世の古城や由緒ある修道院、可愛い村やワイン畑が点在し、ユネスコ世界遺産に登録されている景勝地でございます。遊覧船による一時間半ほどの川下りクルーズを、ワインでもお召し上がりになりながらゆっくりお楽しみ下さいませ。
写真はクリックで拡大いたしますので、お好きな写真を選んで詳細をご覧下さい。
尚、申し訳ありませんが、メモも取っておりませんので、いつも通りのえーころ加減な情報であることをご了承下さい。
まず、ウィーン西駅から電車で1時間半近く(だったかしら?)のメルクMelkの街へ。
ここから遊覧船が出るのですが、その前に、今日の観光の目玉ともいえるメルク修道院を見学しましょう。
丘の上にでっかいのがきっとそうです。いかに巨大かは模型の写真からもおわかりでしょう。
9・5ユーロの英語ガイド付きのツアーに参加しましたが、ドイツ語訛りの強いニイチャンが宗教的なこととかを事細かに説明してくれて、よく理解できない&興味がない私は、外れて自分のペースで回りたかったけど、なんせ客は私たち3人だけのグループなので、抜けるわけにもいかず・・・
メルク修道院Stift Melkは、11世紀からの聖ベネディクト会の男子修道院で、王侯貴族らの宿営としても利用され、モーツァルト父子も旅の途中で立ち寄ったそうです。
バロック建築の壮麗さは、修道院というより宮殿ですね
川下りの前に修道院のお庭のレストランで腹ごしらえ。3人のランチはグーラッシュ、ソーセージ、カツレツというこの地の名物料理のオンパレードだ。
お天気は、晴れたり曇ったりで、時々寒かったけど、心地よかったので、景色を愛でながらずっと屋外にいました。
写真撮るのに忙しいけど、折角だからワインでも。
おつまみは、ロンドンから持ってきた日本のお煎餅ってのがナンだけど、女3人でお喋りしながらの楽しい川下りでした。
時間の関係で寄れなかったデュルンシュタインの街。岩山にそびえる廃墟は、英国のリチャード獅子心王が十字軍遠征の途中で幽閉されていたお城ですって。
クルーズ終着点のクレムスKremsでは船着場から駅まで走っただけなのでわかりませんが、特に何もなさそうです。
ギリギリ間に合ってウィーンまで電車で帰り、ホテルから空港まではタクシーで。レイネさんはケルン空港ですが、幸い往復ともロンドン便と発着時間がほとんど同じだったので、タクシーの相乗りができて便利でした。
というわけで、オペラ切符もホテル予約、観光案内までご一緒する方々にお世話になりっぱなしの今回の旅でしたが、全て滞りなく進み、短いけれど中身の濃い充実したオペラ鑑賞&観光のウィーン週末旅行。近いから又行きたいです。次は一人でも大丈夫かな。