2010年まとめシリーズ最終回はオペラやコンサートに行った回数です。
数えたのは有料の生パフォーマンスのみの回数で、無料ROH若手歌手コンサートや、インタビュー、オペラ説明会、NYメト等の映画館での同時生中継などは回数に入ってません。
新記録だった去年は113回(→こちら) で、ちょっと多過ぎたと反省し、今年は控え目にしたつもりだったんですが、それでも又百回越してしまいました。
101回でしたが、まず、会場別に括ってみると、やっぱりいつも通りROHが断トツで、
ロイヤル・オペラ・ハウス 62回 (オペラ54回、バレエ6回、コンサー・オペラ2回)
バービカン 11回 (コンサート7回、コンサート・オペラ3回、芝居1回)
サウスバンク 8回 (コンサート7回、コンサートオペラ1回)
ウィグモア・ホール 6回 (全てコンサート)
その他ロンドン(サドラーズ、カドガン他) 5回 歌舞伎2回、コンサート2回、オペラ1回
English National Opera 3回
海外遠征(ベルリン、ウィーン、パリ) 6回 オペラ3回、 バレエ3回
ということは、種類別だと、オペラ61回、バレエ9回、コンサート・オペラ6回、コンサート22回、その他3回。
似たような割合だった去年「できれば来年はオペラにばかり偏らず、他のものにも行ってみなくては」と反省したことは全く反映されてないってことだ。ミュージカルにはとうとう一度も行かず終いだったしね。ま、オペラ三昧というタイトルのブログだから、いいことにしましょう。
もっともオペラ61回と言っても、演目数にしたらきっと半分以下で、2010年もまた性懲りもなく、同じオペラに何度も行っちゃいましたねえ。
3回以上のをリストアップすると(全てROH)、
連隊の娘 6回 (ナタリー・デセイのお転婆ぶりが素晴らしくて、6回観ても全然飽きなかったって凄い)
マノン 4回 (ネトレプコもさあることながら、待ちに待ったヴィットリオ・グリゴローが素晴らしかった)
アドリアーナ・ルクヴルール 4回(4回観る価値はない作品だけど、ゲオルギューとカウフマンだから)
フィガロの結婚 4回 (アーウィン・シュロットにはヨダレが出ます)
アイーダ 3回 (ラダメスが丸ちゃんだもんね。彼以外がイマイチだったのが不満だけど)
道楽者のなりゆき 3回 (うちのトビー君の晴れ舞台だし、何度も観たら作品自体も好きになりました)
ロミオとジュリエット 3回 (好きなオペラだし、好きでなかったロミオのベチャーラの良さが始めて納得)
百回も行って、さぞ沢山お金も使ったに違いないですね、と心配して下さるかもいらっしゃるでしょうが、物価の高いロンドンだけど芸術鑑賞だけはありがたいことにとても安いし、熱意と努力で値段の割には良い席をゲットできてるので、平均は20ポンド弱。他のことにはあまりお金を使わない私ですから、この程度なら家計を脅かすこともなかろう。
オペラで一番良かったのはなにかと言えば、そうですねえ、やっぱり6回行った連隊の娘かしら?(→こちら )
2011年はどうなるんでしょうか
今シーズンのROHは、去年に比べると歌手の顔ぶれがうんとしょぼいので、ROHに行く回数はぐっと減るかもしれなくて、今度こそ他の娯楽にも手を広げることができるかもしれません。でも、ポップコンサートとか、行きたいのはたくさんあるけど、切符代が高くてね。やっぱり貧乏人はオペラに行けってことかもです。