<2月25日(金)>
会社帰りに、ちょっと一杯ひっかけていきましょう、と日本大使館の焼酎試飲イベントに。豪華な会場で大使殿スピーチもあり雰囲気は良かったんですが、ごったがえしてて肝心の焼酎と食べ物のゲットに苦労して、帰宅したらまだお腹が空いてました。ま、無料だから仕方ないですけどね。
というわけで、酔っ払ってもいないので、頑張って一つ記事をアップしましょう。バルセロナに行く前のイベントに逆戻りですが、どんどん進めないとね。
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2月17日、バルセロナに行く前日に、サウス・ケンジントンにあるVictoria & Albert Museumのセミナー室で仲間とお琴を弾きました。
知らなかったのですが、このミュージアムには大人のための色んな文化教室があるようで、今回は日本の美学というコースのレクチャーの一部だったんです。
先生が1時間ほど日本の伝統音楽や楽器について説明した後(私たちはその間着替えていたので講義は聞いてませんが)、1時間半ほど4人で、筝と三弦(私たちがやっている地唄では三味線と言わず三弦と言うんです)を合奏しました。
古曲や新曲取り混ぜて8曲弾いたのですが、私が参加したのは夕顔という古曲だけ。なんせ3ケ月に一度くらいしかお稽古に行かない幽霊部員だし、平日の午後に会社員である私まで駆り出すのは可哀相ということだったんですが、折角の機会だから写真を撮ろうということになり、直前になって私も仲間に入れて頂いたのです。写真係はうちのトーチャンですしね。尚、ヒマな優しいトーチャンは、色々協力してくれて、いつも使う黒い立奏台も彼が作ってくれたんです。だから先生は私よりもトーチャンを重宝して下さってる筈。
一曲だけならそう練習しなくても大丈夫だし、着物を着る機会に恵まれただけでも嬉しいわ、というお気楽な私。せめてカラフルな着物で華やかな壁の花になろうと、鮮やかな緑の付け下げにしました。
朱色の帯ははじめてご披露するんですが、ちょっと前に日本のリサイクル店のネットで買って知り合いに持ってきて頂いたもの。古典的な御所車がこのコースのテーマにも合うかな、と思って。
ところで、ロンドンでうんと上手な日本からの筝曲演奏家を聴いてみたい方、良い機会がありますよ。
日時:3月5日(土) 7時半
場所: Kings Place (キングスクロス駅から歩いてすぐ)
演奏者:八木美知依さん
詳細は→こちら ですが、古曲からご自身で作曲したおそらく前衛的な曲までヴァラエティに富んだプログラムみたいです。私は最前列を昨日になって買ったのですが、まだ切符はたくさん余っているようですので、是非どうぞ。