<3月8日(火)>

アラーニャ祭の始まり始まり~クラッカー リハーサルも入れるとアイーダに4回行くんだよ~ん。


今日は休暇を取って、ROHにリハーサルを観に行ったんですが、寒いけど青空が気持ち良かっただけじゃなく、いやー、思いがけなく、素晴らしい午後になり、幸先のよいスタートニコニコラブラブ


このブログのテーマ別のタイトルの一つにもなってるくらいご贔屓のテノールであるロベルト・アラーニャには先回トロバトーレの時に楽屋に招待してもらったこともあるのですが、その時は廊下で会っただけだし他にたくさんファンがいたのでツーショットは撮れませんでした(→こちら )。


でも、今回はステージドアでのあるラッキーな出会いによって、アラーニャの知り合いが私たちを楽屋の中まで連れてってくれて、念願の密着ツーショットに成功。


オペラ三昧イン・ロンドン


そのアラーニャの知り合いのイタリア人は楽屋から出て来たばかりだったんだけど、携帯で「日本人の大ファンが待ってるから、会ってやってくれねえか。今から連れてくから」、と頼んでくれました。そしたら先回もお世話になったアラーニャのマネージャー氏が入口まで迎えに来てくれて、ややこしい道順の楽屋に5人のファンを案内してくれました。


なぜかホロ(ディミトリ・ホロストフスキー)の美人妻も廊下にいて、誰かを待ってるようでした。


ドキドキ信じられな~い、とドキドキとしばらく廊下で待ったあと、ロベルトが楽屋のドアから顔を出し、着物姿の私を見つけて「ハーイ!」とスマイルしてくれた時、「わーい、ロンドンの着物姿のファンがいるってことを覚えていてくれたのね」、と確信しましたわ。

私のこと覚えてる?」、って聞いたら「もちろんさ」、とも言ってくれたし、まあそれはお調子イタリア男のいい加減な愛嬌かもしれないけど、いいの、勝手にそう妄想するんだから。そのために着物で(しかもこんな派手な)来たわけなんだし、笑わば笑えにひひ


着物の威力は凄い、ってことなんだけど、着物で抱きつくのもこれが3回目なので覚えてもらえたかもしれないし、今度から追っかけ遠征するときは着物で出待ちしようっと。ベルリンの時しなかったのが残念。


オペラ三昧イン・ロンドン
        キャーッ! もうずっとこれをブログのスキンにしようかしらドキドキラブラブ


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

        ロベルト一人の写真はクリックで拡大します。あ、鏡の中に私が写ってる


この後すぐにインタビューが予定されてたので短い時間だったけど(慌しい時に会ってくれてありがとう)、ロベルトに抱きしめられて、夢のような写真が撮れました。心臓バクバクで緊張してたのでロベルトとの会話もうわの空、写真がなかったら、現実のこととは思えないわラブラブ!ラブラブ!  まだドキドキしてるのラブラブ




オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン
Composer Giuseppe Verdi
Director David McVicar
Set designs Jean-Marc Puissant
Costume designs Moritz Junge

Conductor Fabio Luisi
Aida Micaela Carosi
Radames Roberto Alagna
Amneris Olga Borodina
Amonasro Michael Volle
Ramfis Vitalij Kowaljow
King of Egypt Brindley Sherratt
High Priestess Madeleine Pierard



さて、11時からのリハーサル、運よく数日前に正面近いストールサークルのリターン席をゲットできて、素晴らしい眺めでした。今日は12ポンドちょっとだけど、本番だったら200ポンド以上もする普段なら絶対座れない席よ。でも、見切れないのは良いけど、近いのが好きな私にはちょっと遠いのが不満だったかしら。なんて贅沢を言っちゃってむかっ


パフォーマンスは、アイーダ以外は素晴らしかったです。カロッシは先回何度も聴いてるので聞き飽きてるし、違うソプラノにして欲しかったわ。アラーニャ、ボロディナ、更にアイーダのお父さん役にVolleまで揃えたのに、アイーダがこれじゃあね。彼女だけちょっとブーイングもされてたみたい。

(追記:妊娠のため、カロッシは全公演降板となりました。代役はLiudmyla Monastyrska)


アラーニャは絶好調。スカラ座版映像で嫌というほど観てるので新鮮味はないけど、やはり生アラーニャ節にはうっとり。先回のでくの棒芝居の坊丸ちゃんより(声は愛してるけど)、アラーニャの方が演技が細やかで歌も変化に富んでるわ。以前よりは太くなった声もラダメス将軍にぴったり。


あと3回行く予定で(アラーニャは本番3回しか出ない)、3回とも横だけどうんと近くの席なのでとても楽しみ。11日が初日です。


先回、アムネリスのハゲ頭メイクが凄く醜かったので、「そんなの嫌だから、私は出ないわ」、とボロディナが降りたらどうしようと心配でしたが、よかった、うんとまともなデザインに変ってました。歌も演技も貫禄たっぷりの(体型も)ボロディナはさすがで、全ての面で完全にアイーダを食ってました。


オペラ三昧イン・ロンドン