オペラ三昧イン・ロンドン

<4月29日(金)>


日本でもきっと皆さんTV中継をご覧になったことでしょうが、めでたく無事に結婚式がとてもハッピーな雰囲気の中で行なわれましたベル


特に雨になりそうと予報だったのでハラハラしましたが、雨が降らなかったどころかちょっと晴れ間まで見えてよかったです。大事な観光資源でもある英ロイヤルファミリーのイメージは大事ですから、なるべく美しい設定で行なわれて欲しいですもんね。

オペラ三昧イン・ロンドン
美しいイメージという意味では、何度もしつこく言うけど、ウィリアム王子がフサフサ髪のハンサム・ボーイだった時に結婚して欲しかったわあ。お父さんのチャールズ皇太子より薄くなったんじゃないの、今は?初々しい20歳のダイアナ妃の花嫁姿に比べると、ケイト嬢も、すでに年増の落ち着いた雰囲気が出てきちゃいましたもんね。一番綺麗な時に花嫁さんにしてあげたかった指輪



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などと、贅沢を言ってはいけないのはわかっています。両親の失敗を肝に銘じ過ぎてここまで伸びたわけだから、慎重に選ぶのが正解でしょう。とても幸せそうなウィリアム王子を見ていたら、踏ん切りがつかなくてヤキモキさせられたけど最後は納得してしっかり者のお嫁さんを迎えられて本当に良かったという親戚のおばさんのような気持ちになりました。

ダイアナ妃がこれを見られなかったことだけが残念ですが、こんな日は彼女の面影は誰の心にもくっきりと蘇ったことでしょう。

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一日中テレビで観てたのですが、百万人も出向いたそうだし、ユニオンジャックがはためくのを見ると、私ですらproud to be Britishという誇りと一体感が味わえるこんな時は王室の存在価値を再認識(私はイギリスに32年も住んでるので気分はブリティッシュ)。お陰で世界中の人にも注目されるわけですから、費用対効果は高いと思います。暗いムードの日本でも、久し振りに幸せな気分を味わって頂けたのではないでしょうか?


ワンピースところで、


最初は緊張気味だったケイト嬢も徐々にほぐれ、ずっとリラックスして嬉しそうだったウィリアム王子にリードされて全てをこなして立派でしたが、最後まで極秘を保った話題のウエディングドレスについては皆さんどう思われましたか?

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30年前のダイアナ妃の時のように「わあ~っ!」と感嘆はしなくて、ちょっと質素過ぎるんじゃない?、スリムでシンプルなラインは長身でほっそりしたケイト嬢にぴったりだけど、もうちょっと細かいところで凝って欲しかったわ、と最初は思ったのですが、立体的なトレインはユニークで長さも丁度良く、クラシックな上品さがなかなか素敵でしたね。


王冠2だけど、ティアラがちょっと貧弱じゃないですか?むっ こんなに小さくては上半身だけ見たときに淋し過ぎます。女王陛下からの借り物だそうですが、もっと大きいのもあるに違いないのにね。


こういう場所では頭部は大切で、テレビで観てても帽子ばかりが目に付くでしょ? 妊娠中のベッカム夫人みたいにドレスはシンプルでも帽子で勝負するのが賢いし、或いはいっそキャメロン首相夫人の被らないという選択(代わりに髪にブローチつけてるけど)で目立つという手もあり。


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だけど、張り切りすぎてとんでもない帽子の人も当然いて、目も当てられない程ひどかったのが身内だったのが大恥でしたね叫び 
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アンドリュー王子の娘は二人とも趣味が悪いんですが、特に姉のベアトリス王女の薄茶色の帽子(ドレスも)にはびっくり仰天で、招待してもらえなくて不貞腐れてる母親ファーギーの陰謀に違いないです。品のな濃い化粧で女王様の後ろの席で、嬉しそうな女王様の画面をぶち壊して復讐成功。


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エリザベス女王の鮮やかなレモンイエローのドレスと帽子は明るく映えたし、好みのスタイルが確立したコートドレスのカミラ夫人もなかなか素敵でしたが、ケイト嬢の母親は散々迷った末にしてはちょっと・・・。色も薄すぎるし、カミラ夫人に形も似すぎてるのが失敗で、まだカミラ(呼び捨てにしちゃうけど)みたいに体型が崩れてるわけじゃないんだから、もっと細めのシルエットにすればよかったのに。上の写真のラベンダーのスペイン女王のような感じでね。


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花嫁介添え役のケイトの妹ピッパはチャーミングで人気沸騰。ハリー王子がお嫁さんにすればいいのに、と思った人は多いかも(元ガールフレンドのチェルシーも参列してましたが、彼女に振り回されてるようなので)。いや、やっぱりヒンシュク買うかな。彼女はイギリスではメディアによく登場してお馴染みなのですが、パーティにばかり行ってて享楽的なイメージなんです(パーティ企画が職業)。

             

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