＜４月３０日（土）＞
また晴天の日が戻ってきました。結局天気悪かったのは昨日だけって、もしかしたらロイヤル新婚カップルのゆくてを暗示してるのかも・・・。なにが起こるかわかりませんからね、人生は・・・。って、おめでたい時に不吉なことを言うのはやめましょう。きっとthey lived happily ever afterになれる二人であることを信じて。
今日になってネットで結婚式の写真を追加でいろいろ見つけたので、折角ですからもう一回ドレスについてあれこれ書いておきましょ。
まず、
ケイト嬢あらためキャサリン妃が昨夜バッキンガム宮殿で行なわれたレセプションに行くときために着替えたドレスですが、
なーんだ、昼間とそっくりじゃん。
デザイナーも同じサラ・バートンってことだし、同じ型紙で２着作ったんでしょうか？
最初は、ちぇっ、ほとんど同じなんてつまんな～い と思ったのですが、でも１０年掛かってやっと迎えた結婚式、ずっと夢見た花嫁姿でなるべく長く過ごしたい気持ちはわかるし、日本のお色直しだと思えば、ウエディング衣装で通すのも理にかなってるかも。
髪もいつものケイトらしくふわっと垂らし、モヘアのボレロを脱いだらドレスはきっとストラップレスで、、昼とは違うセクシーな雰囲気を醸し出してますね。
それに、こんな日に白を着てくるゲストはまずいないだろうから被ることもなく、ウエディングドレスより真っ白で光沢のある布地だから人混みでも目立つこと請け合い。
等々、キャサリン妃のファッション・センスはなかなかで、オールドファッションなスカートだけど、長身の彼女だからこそ映えるシルエットもお見事。
明け方まで続いたパーティの翌朝は、庶民的なことをアピールするかもようにカジュアルなスタイルで登場した新ケンブリッジ公爵夫妻（彼らの新しい称号です
）
ヘリコプターでどこかに発った時はどこかにハネムーンに行くのだろうと思われていたのですが、それは後日あらためて海外旅行することにして、来週ウィリアム王子は職場（海軍）に戻るそうです。ま、今まで散々二人でお忍び旅行してたんだから、ハネムーンなんかしなくてもいいですよね、お二人さん。
それにしても、とついダイアナ妃と比べてしまうのですが、ヒールのある靴を履いてもバランスの取れる背の高いハズバンドなのはラッキーね。これで、彼が帽子被ってれば髪の薄いのも隠せて言うことないのに・・・。
でも、帽子なしでも、モナコのアルバート王子と婚約者のカップルに比べたら釣りあいは取れてるかな。
グレース・ケリーのプレイボーイ息子も５０を過ぎてやっと結婚する気になってくれて、国民一同やれやれと思ってるでしょうが、モナコの皆さん、こんなに素敵な人がきてくれることになって良かったですね。
観光とギャンブルだけが頼りの小国だから、広告塔になってくれるモデル並のプリンセスが必要でしょうが、グレー一色だけでもこんなに華やかな彼女はうってつけで、彼女が前面に出るんですから、カップルとしてのバランスは取れなくても、遠慮せずにどんどん高いヒール履きましょう
昨日の記事でアンドリュー王子の野暮ったい娘二人のびっくり仰天姿をアップしましたが（→こちら
）、ご安心下さい、ウィリアム王子には美しい従姉妹たちもいるんです
ugly sistersの少し後ろの列に座ってた３人の金髪美人姉妹（うち二人は双子、おそらく左二人）はスペンサー伯爵令嬢で、ダイアナ妃の姪たちです。隣に座ってた跡継ぎの弟も長身ハンサムで美形の家系なんですが、南アフリカ在住なのでほとんどイギリスの社交シーンに登場しないのは残念。
話題がまたセンスの悪い人になって恐縮なのですが、長年趣味の悪さでは定評のあるウィリアム王子にとっては叔母にあたるアン王女、今回も緑と紫という個性的なコンビネーションで登場。これでもまだましな方ですが、姪である例の二人姉妹も加わって最近はどうしようもない主要メンバーが一気に増え、イギリスのファッションセンスが疑われることにもなりかねません。
でも、その母親を反面教師として育ったせいか、娘のザラは斬新なセンスの持ち主で、いつも一見ぎょっとするようなコーディネートなんですが（今回も結婚式にこの黒っぽさ）、いつのまにかそれが流行になってしまうこともあるファッションリーダー。 ７月にラグビー選手と結婚する彼女のウエディングドレスが楽しみです。
と、ウィリアム王子の父方の従姉妹にも趣味の良い女性もいるってことが言いたかったのだ。
締めくくりはオフィシャル結婚記念写真。クリックで拡大してご覧下さい。
「３０年前のことを思い出すわ」、と言いながらダイアナ妃の亡霊がきっといますね、ここに
しかし、こんな古めかしくて堅苦しい写真だけじゃなくて、もっとリラックスした二人の写真も撮ってるといいのですが。
