休暇中なんですが、朝っぱらからついテレビでやってたイル・ディーヴォIl Divoのコンサートを長々と観てしまったわ。オペラ的にポップソングを歌う多国籍男性４人組はオペラ歌手のなりそこねた３人とポップ歌手一人の編成で、オペラ界では不可能な容貌採点が採用の重要な要素
オペラで苦戦してるヴィラソンが方向転換して仲間に入れてくれと懇願しても絶対入れてもらえないでしょう。
４人の中で誰が好き？という質問の答えで、男性の好みが大体わかるんですが、私のご贔屓は、お察しの通り、長身で高音でケヴィン・ベーコン型ハンサムのアメリカ人David Miller
隣の長髪君も捨てがたいけど、この美貌テノールは歌が下手。
彼らは観客に向かって英語で喋ってたけど、実はコンサートはバルセロナ。
そうだ、バルセロナと言えば・・・、と無理矢理こじつけて、記事に繋げてしまおう。
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あれ～、行くのはナポリじゃなくて、又バルセロナだったっけ？
はい、勿論ナポリなんですが、１２日の出発前に済ませておきたかったのが、この２月中旬のバルセロナの観光編。３ケ月も過ぎてしまったんですが、ずっと前から写真だけは準備してあったので、なにを今更ちゃんちゃらちゃんは承知の上で、アップしときます。記録しておけば、自分の老後に「あー、そうだった、バルセロナは良い所だった」と楽しく思い出せますもんね。他の所にも行ったけれど、やっぱりガウディあってのバルセロナ、ガウディ巡りにだけにしときますが、ナポリ旅行の計画を立てながらバルセロナのことを思い出すって混乱するわ
バトリョ邸 Casa Batlló
数階建ての大きな家ですが、大袈裟なところがないし、どこにも角のない優しい雰囲気で、古めかしい感じもしないタイムレスで素敵なファミリー・ホーム。こんな家に住んでみたい。
日本語オーディオ・ガイドもあって、細かいところまでよくわかり、５人で一緒に訪問したのですが、皆さんとても気に入ったようで、バルセロナ観光では是非お勧め
骨の家って呼ばれてるそうです
真ん中のおうちです かたつむりみたいな天上
一番気に入った吹き抜け。タイルの色が上に行く程濃いブルーで、海の中にいるみたい。
カサ・ミラ Casa Milà
世界遺産にも指定されている集合住宅で、自然がテーマ。外観の波打つ曲線は地中海だそうです。実際にたくさんの人が住んでいて、一つだけ見学用に公開されてますが、内部はバトリョ邸ほどユニークではなく、時間に余裕がなくて一つしか訪問できない場合は、バトリョ邸に行かれることをお勧めします。
最上階は博物館で模型とかあり、サクラダ・ファミリアが遠くに見える屋上の煙突は面白いですが。
サグラダ・ファミリア Temple Expiatori de la Sagrada Família （聖家族教会）
バルセロナと言えばまずここでしょうから、当然すごい人気。長蛇の列で４０分くらい並びました。まだ２月でこれですから、もっと良い季節に行ったひにゃあ、どれだけ待つんでしょう？ でも、日射病で苦しんでもここには絶対中に入らなくちゃ、ですよ。
グエル公園 Parc Güell
旧市街からは遠い高台にあり、行くのに不便なので（私たちはタクシーで）、時間が余ってる場合にしかお勧めできないかも。ガウディの建売住宅６０戸のうち２戸しか売れなかったのも、奇抜なデザインなだけではなく、中心地から離れ過ぎてるのも一因だったに違いない。
バルセロナのシンボルのドラゴン
着ぐるみマンと記念写真して嬉しそうなお嬢さんたち。私もやりたかった？
この他、カタルーニャ音楽堂という美しいコンサート・ホールがとても印象的でしたが、内部は写真禁止で肝心なところをお見せできません。有名アーチストも出演するようなので、私たちが行ったリセウ歌劇場と抱き合わせて切符が取れると理想的。
バルセロナは、一流歌手の出る素敵なオペラハウスもあるし、清潔で安全で是非また行きたい街です。
一方、ナポリはと言うと、偏見かもしれないけど、ごちゃごちゃして危険かも・・。
