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5月12日、ホテル(→こちら )で荷を解いたら5時。夕食前にまずこの辺りの散歩に行きましょう。



オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

ホテルを出てすぐの王宮はでかくて、左の写真が正面、右の写真が側面。後日、内部見学に行きます。


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オペラ三昧イン・ロンドン
夕陽でピンクになり始めたヴェスヴィオ山が美しいヨット・ハーバー。


海を山が一緒に楽しめるのが南イタリアの良い所なんですが、特にこのお山には感謝しなくちゃいけないかも。だって、噴火口を覗きに登山もできるというのがトーチャンがここに旅行する気になった大きな理由の一つなんですもん。日本であちこち行きまくったトーチャンが今だにベストと思ってる日本の観光地は阿蘇山で、30年振りに似たような所に行けることに興味が沸いたに違いないです。

旅行中の1週間、ヴェスヴィオ山を見ない日はなく、色んな角度から写真もたくさん撮りましたが、一見ありふれてるようで、なかなかバランスの取れた良い形だわ。


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そこから海に向かってちょっと歩くと、かのサンタルチア港。かつての漁村は今や一流ホテルが立ち並ぶ素敵なプロムナードになってます。

以前2度歩いたこともあり、私にとってはナポリで一番お馴染みで心地よいサンタルチア、卵城Castel dell'Ovaと呼ばれる海に突き出た要塞も絵になり、夜景写真を撮りに後日また来ます。



家おハイソな観光客向けの場所にはゴミ山はほとんどないんですが、一本違う道に入るとあったあった。ゴミ山はあちこちで見ましたが、ここのはまだ捨てられたばかりなので悪臭はせず。

ほんのちょっと歩くと、いきなり洗濯物干してる庶民的風景に変り、ナポリらしい雰囲気に。


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さて、

レストランがオープンするまでまだ時間があるので、高台に上って上からナポリ湾を見てみよう、と狭い石畳の路地の坂道を上へ上へと歩くんですが、このスペイン人地区は怖い感じは全くしないけど、車とオートバイをよけながら歩くのは苦労。


長い間放っておかれて臭いゴミの山をよけながら歩いて、とりあえずこの辺りではここからの眺めがベストだろうという車道Via Vittorio Emanueleに7時過ぎに着きましたが、うーん、建物や木が邪魔で折角のナポリ湾がきれいに見えないのが残念(後日もっと高い所で見晴らし抜群の所がありました)。

ここ、夜は綺麗だろうけど、日が長いので今日これから待つわけにはいかず、又来ようね(実際、別の日に行きました)。

オペラ三昧イン・ロンドン
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帰りはヒヤヒヤ車道は嫌だわと思っていたら、歩行者用階段を見つけたので、最後は膝をがくがくさせながら下まで戻り、トーチャンはまだ歩きたそうでしたが、7時半過ぎになっててお腹も空いたし、


ナイフとフォークワイン

今夜は絶対まともなレストランに行くんだと決めてる私に引きずられて、ガレリア近くのCiro a Santa Brigidaへ。

ナポリに行くことが決まってから頻繁に訪問してるブログ(→こちら )でお世話になったナポリ在住のPiazza Italiaさんのお役立ち情報サイト(→こちら )でお勧めレストランとして載ってたナポリ郷土料理レストランです。


大通りからちょっと一本入ってるので、外国人観光客は少なくて、地元の人が多かったように見えましたが、私たちはバチバチわくわく観光客なので、写真も撮っちゃおう。


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前菜は、ウェイトレスに強引に勧められたモッツェレラ・チーズですが、そのサイズにびっくり目

大きめの夏ミカンくらいあるんですもの(上の写真は4分の1)。

でも、巨大でもプヨプヨだから大丈夫でしょ、と思ったらさにあらず、まるでずっしり重い蒸しパンみたい。ナイフで切るとミルクが滲み出て、それにちょっとパサっとしたチーズを浸しながら食べるんだけど、チーズはそんなに好物ではない私でもあっさり上品な味なので、こればかり食べても美味しく頂けました(18ユーロ)。この後他のレストランで2回サイズの小さいモッツェレラを注文しましたが、ここのが味、質感共にベスト。こんなにどっしりしたモッツェレラ、ロンドンで食べられるのかしらん?凄く食べたい。

しかし、美味しかったけど前菜としてはちょっと多過ぎたので、私たちは決して小食ではないですが、デザートはこいつのせいでパス。
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私のメインは、Piazza Italiaさんのガイドに載ってたのをメモしてそのままウェイトレスにみせたズイーティのナポリラグーソース(手前)。トーチャンはウェイトレスに勧められたナポリ風肉団子。あまりにもお手軽な注文方法ですが、現地の人のお勧めに従うのが賢いってもんです。


お店の雰囲気も良く、ワインも頂いて、私たちにしてはちょっと贅沢ですが、たまには、ね。


尚、たまにはというのは現実となり、1週間の滞在で昼夜合わせてレストランに入ったのは3回のみで、後は切り売りピッツァやパニーニを立ち食いしたりお惣菜をホテルで食べたりといういつもの時間節約最重要の行動となり、夜も歩き続けたのでした・・・。




走る人本日の歩数は16,619(私だと2万歩くらいかも)。


歩き始めたのが夕方5時ですから歩数が少ないですが、のっけからそんなに歩くとは思わなかったのでサンダル履きの私には坂道と階段でそれなりにハードな旅のスタートとなり、覚悟の上とは言え不安が募った最初の夜でしたガーン

でも、たくさん歩いたゴミだらけの細い道もひったくりに合いそうな感じは全くせず、まずは安堵。


ちょっと歩いただけで凄い王宮はあるは、山と海、高級ホテル通りから庶民的住居、高台、と変化に富んだナポリって面白いでしょ? この後、街中歩いて、ナポリがとても好きになりました。ゴミ山だってすぐに見慣れたし、ごちゃごちゃした街並みもユニークなナポリの個性。


明日は、いざカプリ島へ 船                               


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