<9月11日(日)>
あの日から10年。誰でも「あの日、自分はXXしてた」と覚えていることでしょうね。私は会社にいましたが、アメリカと同じくらい憎まれているに違いないイギリスも同じように攻撃されるかもと怖れて、シティでも高層ビルで働いている人たちには警察から避難命令が出ました。私の会社は該当しなかったのでそのままいましたが、もちろん仕事なんか手に付きませんでした。そして、その日からアルカイダのテロ行為に脅え、規模は怖れていた程大きくはなかったものの、2005年7月7に地下鉄とバスの同時テロ爆破が起こったわけです(→こちら )
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9月1日から4日までのサルディニアのレストラン編。 写真はクリックで拡大します。
トーチャン以外の人と行く旅行はこれが楽しみなんですが、昨年同様、ご一緒したPrimroseさんがあれこれ調べてレストランも予約して下さり、更に楽しみ倍増。
東洋人など他に全くいなくてただでさえ目立つのにレストランで写真は撮り難かったですが、イギリスに住む私たちには何を食べても美味しくて、さすがイタリア。どこでも当然、なるべくサルディニア風を選びました。
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朝食
ホテル(Simius Playa Hotel→こちら
)でビュッフェ式でしたが、半野外なので爽やかな気分で、フルーツなどもどっさり美味しく頂きました。
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最初の日はホテル到着直後だったので慌ててホテルのお庭にあるあづまやに駆け込みましたが、閉店間際だったのであまり残っておらず、写真も撮らず終い。
翌日はビーチにあるレストランに行ってみましたが、窓から海が見えるし、雰囲気グー
①迷わず二人でサルディニア名物のカラスミ(Bottarga)・スパゲッティ。カラスミが細いパスタ全体にたっぷりまぶしてあるだけの素朴さで、オイル気もなく滑りが悪くて食べ難かったですが、窓の外はすぐ海ですから潮の香りもして美味しかったです。
②ビーチに他のレストランはほとんど無いので、次の日も同じお店に行き、昨日他の客が食べてて美味しそうだったピザを注文。ルッコラ、パルメザンチーズ、ハム、トマトソースのピザは二人で一枚で充分のボリューム。生野菜サラダと。
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ディナー
最初の夜はまずはホテルのレストランに行ってみましょう。レストランとしても評判が良いらしいので。
毎日朝食を頂くのと同じ所ですが、夜になるとロマンチックな雰囲気に(このホテルの夜はどこもロマンチック)。トロピカル植物の近くに座ったけど、蚊も出ず、生温かい空気がロンドンでは経験できない貴重な感覚。
まずはサルディニア名物のdog-fish(? サメ科だそうです)。珍しい歯ごたえと美味しいナッツソースが美味。
メインは、Primroseさんはスパゲッティ・ボンゴレ、私はサルディニア名物のパスタ。幅広いパスタが輪っぱになってるどっしりパスタはソースも深い味で美味しかったのですが、冷めてたのが大減点。 私はなんでも熱いのをフーフーしながら食べるのが好きなのに。
ワインはサルディニア名産のVermentino di Sardegnaをグラスで。飲みやすい白ワインでした。
お腹が一杯になったし全てちょっと濃い味だったのでデザートはパスして、最後はミントティーでさっぱり。
二日目は、Primroseさんが予約して下さったレストランは海辺ではなくちょっと離れた所にあるVillasimiusの街にあるので、夕暮れ時に一本道を延々と歩いて行きました。
薄茶色の乾いた風景は荒涼としてサボテンも生えてる。別荘地らしいんですが、同じようにこぎれいな家がまとめて建ってて一見不況なんかどこ吹く風って思うけど、でもよく見ると建設途中で見捨てられた家が結構あり。やはり厳しい状況なんだ。
ホテルから歩いて30分、この街ではおそらく一番有名なRistrante Carbonara(→こちら
)に到着。
薄くてパリパリとしたパンはどこでも必ず出されるんですが、ここのが一番美味しかった。
Primroseさんの前菜はアサリとムール貝のトマトシチュー、私はありふれたメロンと生ハム。
二人でメインの魚グリルの盛り合わせと野菜グリル、デザートのレモンチェッロのシャーベットをシェア。
白ワインCrabilis Vermentino di Sardegnaのハーフボトルはほとんど私が飲みましたが、がぶ飲み用でしょうか、軽くてすっきり。
Villasimiusは、想像してた素朴なリゾート・タウンではなく、洒落たブティックなどが並ぶ素敵な所で、この日は夏祭りだったらしく、通りには屋台がたくさん並び、広場(駐車場かな)では生のカンツォーネに合わせて盆踊り もやってました ジェラートを歩きながら食べる東洋人はちょっと視線を集めたかも
リストランテ・カルボナーラは素朴でありながら全てきちんと上手に料理されてて全て美味しかったので、次の日も又行きました。新鮮な生魚が盛ってある大皿のエビはまだ生きてて動いてました。
二人とも前菜は前夜隣のテーブルの人が食べてておいしそうだったスパゲッティ・ボンゴレ&カラスミ。
メインは魚のフライの盛り合わせと昨日と同じ野菜のグリル。デザートはサルディニア名物ののお菓子Sebadasで、パイ生地にチーズを詰めて揚げてハチミツをかけてあります。チーズとハチミツの珍しい組み合わせですが、熱々で美味しかったです。
昨日のとよく似た白ワインCostamolino Vermentino di Sardegnaのハーフ・ボトル。
最後に紅茶を飲んでゆっくりしてから通りで又ジェラートなめてたら、あら大変、帰り道は雷ゴロゴロ ピカっと凄い稲妻も
早足でホテルに戻り、なんとか本格的に降り出す前に到着してぎりぎりセーフ。ホテルのバルコニーからピカピカゴロゴロ、サンダーボルトも楽しんで、最後の夜はエクサイティングに更けていきました。
翌日も朝から雷雨。ロンドンに帰るだけなので構わないのですが、昨日一昨日がこんな天気でなくて本当に良かった。
サルディニアはこれでお終い、と思ったのですが、もう一回おまけ記事をアップするかも。