<26th May Sat>朝

週末も暑さが続き、相変わらずの眩しいピッカピカ陽気晴れ 午後はROHでバレエ、夜はテレビでユーロビジョン・ソング・コンテストを観る予定なんですが、折角の好天気なのにインドアばかりにいて勿体ないこと。でも、今月の公私に渡る緊張イベントが全て無事終わったので、今夜は冷たいビールをしこたま飲みながらでれ~っとテレビ観るのが楽しみビール

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昨夜、さる日本人婦人グループの集まりでお琴を弾かせて頂きました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
寒くて震えた先週はこの日は袷の訪問着でと思って自分でも楽しみにしてましたが、この暑さでは無理なので、結局、極端ですが、浴衣に変更。

手持ちの浴衣の中でも一番薄地のユニクロ浴衣は古典柄が着物風なのでよく襦袢を合わせて綿の着物として着るのですが、今日は浴衣用下着だけなのでコットンのワンピースを着るのと大して変りません。


それでも、夕方、エアコンがずっと故障中(そんなの必要な日はほとんどないので)の我が家の車で1時間以上掛かって暑さでめげましたが、幸い演奏させて頂いたところは冷房付きだったので快適。


夏は暑くないという前提のイギリスではレストランとかもエアコンない場合も多いのが着物お出掛けのネックになってます。暑いとは言っても日本と比べれば大したことはないので、外を歩く分には問題ないですが、屋外、特に地下鉄は辛いですよおショック!  来週はA先生と着物お出掛けを計画してるんですが、このお天気はしばらく続くらしいので、夏の薄物の出番でしょう。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
さて、

昨夜演奏させて頂いたのは、グループの方が経営なさる日本食ケータリングの作業場ですが、床の材質のお陰か音がとても美しく響き、とても気分良かったです。


15名ほどの方にお琴や曲の説明をしながら、定番の六段の調べの後は坂本勉作曲を3曲(雨、四季の超学唱歌、幻想的ソナタ)を一人で弾いたのですが、六段以外は私にとってはかなりチャレンジングな難しい曲でした。誰かと合奏する場合は自分のパートは簡単でもサマになりますが、独奏となるとそうはいきませんもんね。


お話を頂いたのは半年も前で、その時は「よーし、折角の機会だからレパートリーも増やしたいし、頑張るべーDASH!」、と張り切った割には、目の前のことに追われて半年近くお琴に触ることすらせず、今月中旬になってお尻に火がついてから焦り、結局いつもと同じような曲目になってしまったんですが、緊張感と練習不足のせいで上手には弾けなかったものの、人前で弾く機会を頂えられないと全く練習しない私にはありがたい機会で、これからもこんなのがいいなとつくづく思ったことでした。

和太鼓グループも出るようなチャリティ・イベントとかでマイクロフォン付きでやるより、こうして少人数の方に生の音色を聴いて頂く方がお琴の良さがわかるわけですから、小規模イベントの方がベターですし。


ひらめき電球そこで、お願いがあります。


リタイア後は平日の学校巡りとかなさってるグループに入れてもらえるかもしれませんが、それまでは一人で主に週末か夜に細々とやるしかなくて、でも今の私にとっては人前で弾くというニンジンが目の前にぶら下がってないと練習しないでしょうから、皆様、例えば自宅での数人のディナーの余興とかでも結構ですので、機会を与えて下さい。私自身のモチベーションだけでなく、ささやかながら日本文化紹介は私のボランティア活動ですので、出演料は不要です。


尚、日本文化紹介の対象には日本人も含みます。日本にいてもお琴など聴く機会はないでしょうし、マイナーではあっても日本の伝統的な音楽にも触れて頂きたいです。例えば、定番の六段の調べは、作曲した八橋検校が死んだ年(1685年)にバッハやヘンデルが生まれた程古いんですよ。


カチンコデモ用に短い動画を作成してYoutubeに投稿しようと考えてますので、ちょっとお待ちくださいね。


 

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