<29th May Tue>

さきほどサロメの初日から帰ってきましたが、終演後になんと楽屋に入ることができて、まだ興奮気味ドキドキ

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ダイアモンド・ジュビリーの歴史的週末を目の前にして、イギリス中お祝いムードが漂い、ユニオンジャックがはためいてます。


写真はバレエを観に行った土曜日のコベント・ガーデンとオックスフォード・ストリートの飾りですが、他にもユニオンジャック・グッズが巷に溢れてて、子供の時からなぜかユニオンジャック柄が好きだった上、英国滞在も30年を越えた今では、日本よりイギリスに親しみを感じてる私はウハウハと買い込んでますが、それは又あらためてご披露することにして、今日はユニオンジャックに関してトーチャンがむかつくことが多いあることについて書きますむかっ


道を歩いているとあちこちでユニオンジャックが掲揚されているのを見るのですが、これがしょっちゅう上下逆さまになってるので、

「あ~、またupside downじゃないか!けしからん!パンチ!」、


と普段は温厚なトーチャンが怒るんです(ボーイスカウトで厳しく言われたのを肝に命じてるらしい)。


間違ってるのがこんなに多いってことは、気にする人はほとんどいないということなんだから、いいじゃんどっちでも、大して変らないだからさ~、と実は私は思ってるんだけど、良い機会なので、受け売りのウンチクを垂れていいかしら?


 まず、ポールと傍についての正しい位置関係はこちら。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

左が正しいのですが、何か違うかおわかりでしょうか? 斜めの赤いラインの位置をしっかり見てくださいね。


実際にはポールがなく、国旗だけ(例えばウェブサイトででも)表わす場合でも、ポールは左側にあるとみなすべきだそうです。但し、上のコベントガーデンのようにロープにいつくも下げる時はどちらがポール側か決定できないので、気にしなくてもいいとのこと。



     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


連合王国の国旗であるユニオンジャックはイングランド、スコットランド、アイルランドの国旗をガッチャンコさせたものですが、最後に加わったアイルランドの斜めの赤いラインをそのまま真ん中にして直線にしておけばシメトリーになって上下など考えなくてもいいのに、真ん中を堺にずらしてあるのは何故かというと、


アイルランドより先に参加してるスコットランドに敬意を示すためなんだそうで、スコットランドの白い斜めのラインを強調すると同時に最も重要な左上の部分でスコットランドの白がアイルランドの赤よりも上にくるようにデザインされてるんです。という、わかったようなわからないような説を信じてるトーチャンです。


理由はなんであれ、斜めのラインがまっすぐじゃないことで、ユニオンジャックに深みが増してますよね~? 世界一カッコいい国旗だと思います王冠1


しかし、ずっと取りざたされてるスコットランドの独立が実現したら、ユニオンジャックも変えなきゃいけないのでしょうか? ブルーが消えちゃったら間の抜けたつまんない赤白になっちゃうよ~むっ


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