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8月10日、ガトウィック空港に近い盆栽センターでお琴を弾きました。


Japanese Garden Society(→こちら) という日本庭園愛好家グループの主催でしたが、会場となった盆栽ショップがなかなかの規模で驚きました。

   


   


Herons Bonsai(→こちら )は中国人の盆栽エクスパートが経営するガーデンセンターで、盆栽の展示も質量ともに素晴らしい上に石庭風のセンスの良い空間も広々として池もあり、日本の文化がこんな気持ちの良い空間でで根付いているのは嬉しいことです。盆栽はイギリスでは一般的によく知られてて、BONSAIという言葉もそのままで通じるほど浸透しています。


ここはただのガーデンショップではなく、広々とした新しいカルチャーセンターHerons Centre(→こちら )があり、様々なアクティビティに利用されてるようです。


     


この日は盆栽トーク、活花デモンストレーション、日本舞踊と続いて、最後が私たちのコンサートでしたが、一年前にケントのお城で(→こちら )ご一緒して下さったフルートのお二人と一緒に楽器の説明もしながら一時間、前半は名曲選、後半は四季の曲という構成で、短い曲をたくさん演奏しました音譜


プロのフルート奏者であるT子さんは尺八だけでなく篠笛等いくつかの日本の笛も紹介して下さり、私とも六段と春の海を(どちらもカット版ですが)合奏しました。私はソロで「森のカッコウ」と「四季の小学唱歌」の秋の部分を弾きました。活花デモンストレーションもなさったすらっと美しいAさんはフルートの腕前もご披露されて多才な方です。


直前に大急ぎで合奏のリハーサルしただけなので、息もぴったりパーフェクトチョキというわけにはいきませんでしたが、日本に興味を持って下さってる方ばかりでもあり、皆さん熱心に聴いて下さり、後でたくさんお褒めの言葉も掛けて頂きました。


    


覚えてらっしゃるでしょうか、1ケ月前にサウスバンクの七夕フェスティバルで複数のイベントが同時進行するでかいスペースでガキンチョが泣き叫ぶ中、スピーカー使って演奏したことを(→こちらしょぼん

それに比べれば、この日は本当に恵まれててありがたいことで、またいつかこういう機会があったらもっと上手に弾けるように一生懸命練習しようと思いましたねDASH!


我が家からは遠い上にこの日はロンドン中で自転車イベントが行われたせいで道路が閉鎖されひどい交通渋滞で行くだけでも大変でしたが、その甲斐があったというものです。おまけにハリケーンの影響で晴れ間が広がったと思うと急に暗雲立ち込めザーッと大雨になったりして妙な天候でしたが、幸いにもお琴を運ぶ時には雨を逃れることができたのもラッキー。

     



そんなんでお天気が心配だったので、洗える着物にしました。TPO的にはちょっと地味ですが、帰宅途中でオニーサン夫婦の家を訪問する予定だったこともあり、ちょっと涼しくはなったとは言え、暑くてフーフー言わないように単衣にしようと思ったらこれしかなくて・・。


オニーサンたちはつい最近引っ越したばかりなのでまだ片付けもできてないので4人で近所のレストランへ。 一日中着物で、ちょっと雨に降られたりもしましたが、安心して快適に長時間過ごせました。


これが今年35回目の着物でしたが(まとめは→こちら )、来週はいよいよハイライトとも言えるグランドボーン。一時の異常な暑さは去って、袷でも大丈夫なくらい涼しくなったのはやれやれですが、ちょっとお天気悪そうなのでどの着物にしようか、ご一緒するレイネさんと相談中です。




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