<6th Sept Sat>
パートタイム勤務の筈なのに、8月19日にグラインドボーンに行った翌日からずっと毎日働いているのよね~(シューベルト祭はバンクホリディ週末だったので会社は休みでした)。疲れちゃいましたが、やっと週末。もう少しで2週間前のスイス/オーストリア旅行記も終わりなので、こちらをラストスパート
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シューベルティアーデ(シューベルト祭)に8月24日に行きましたが、6月と8月はここシュヴァルツェンベルグSchwarzenbergという人口千七、百人の小さな村で行われます。 有名アーチスト目白押しのコンサートが連日(毎日2つ、週末は3つ)、こんな電車も通ってない不便なド田舎で催されるなんてびっくりでしょ?
私たちのパノラマホテル(→こちら )から見下ろすシュヴァルツェンベルグの村は、緑に囲まれてゆったりスペースで、大きな家が多いけど、お店はほとんど見当たらず。スーパーは一軒あるけど、Tシャツとかカウベルとかを売ってるいわゆるお土産屋さんはなさそうなのは、名誉あるシューベルト祭開催地としてチープな観光地にはなるまいという心意気か?
アンゲリカ・カウフマン・ミュージアム(入場料7ユーロ)、中には入らず入り口横の縁台スペースで写真撮っただけ。
中心にある堂々とした建物は村で一番立派なHotel Gasthof Hirschenで、私たちはここで夕食しました(→こちら )。
ほとんどの家の壁は小さな木の板がうろこみたいに貼ってあり、新しいうちは薄い色だけど、数年でかなり黒くなうみたい。
村の中心には絵になる白い教会。近隣の村や街の教会は皆こんな感じでした。
村にはこんなタクシー乗り場もあったので、車がなくてもなんとかなるのでしょうが、私たちはレンタカーを借りたので、コンサートの日の朝、ちょっとしたドライブをしてみました。
ボーデレBodeleは私たちのホテルから直線距離ではほんの2、3キロなんですが、くねくねヘアピンカーブの上り坂
スキーリフトもあり、この辺で一番高い山は海抜約1000メートルで、700メートルのシュヴァルツェンベルグの村を更に上から眺める絶景スポットです。爽やかなお天気で気分最高
平らなイングランドに住む身にとっては山があるだけで感激。村のシンボルの白い教会も見えます。
うんとちっちゃなモダンで可愛い教会もあるし、カウベルの音はあちこちで聞こえるのに今までは「音はすれども姿は見えず」だった牛をまやっとじかに見ることができました。
鹿もいるんでしょうね、数軒ある家の窓にはどこも鹿の頭が飾られてました。
ということで、午後のコンサートの前にこんな見晴らしの良い所に行けて、ますます充実した一日になったのでした
(スイス/オーストリア旅行記はあと一回で終わりですが、帰り道にブレゲンツに寄って、野外オペラ会場を見学しました)