<13th Dec Sat>


昨夜、カウンターテナー週間が無事終了。


12月5日から12日までの8日間で有名カウンターテナーが出るコンサートがロンドンで5回あり、一人もキャンセルしなかったばかりでなく、ほぼ全員絶好調で、CT好きの私にとっては天国でしたラブラブ


すでに最初の2回はブログでレポートしてて、残りも追々書きますが、今日は夜オペラ(また愛の妙薬)に行く前に衣装比べをしておきましょう。もちろん女性のドレス姿に比べたらほぼ黒ばかりでつまらないですが、最後にあっと驚かせてくれた人もいますので。


            


112月5日 Iestyn Davies @St. Leonard's, Shoredich (→こちら


お馴染みイエスティン君は小さな教会でリューと奏者と二人だけでこじんまりと。一応三つ揃いの黒いスーツだけどなかなかお洒落に着崩して、ネクタイ無しでボタンも外して。すごく寒かったし、スカーフ巻いてもよかったかも。

            


212月8日 フィリップ・ジャルスキー(→こちら


素朴なイギリス青年イエスティン君をお洒落だと思う人は少ないかもしれないけど、すらっとしたジャル君は誰が見てもお洒落そのもので、さすがフランス人。ランンチタイムなのに正装だけど、片方だけクリスタルがいくつか付いてる蝶ネクタイがお茶目宝石白



         
312月10日 Tim Mead @Barbican


なんの変哲もない黒いスーツでつまらないけど、他の人にも合わせなきゃいけないから仕方ないし、演目もメサイヤだからまっとうな格好しかできないですもんね。黒スーツに黒シャツって、微妙に色合いが違ったりするとダサいけど、ティム君はバランスの取れてたのは救いだったし、体格がいいのはそれだけでサマになります。底の減ったカジュアルっぽい靴が残念だったけど。


           

412月11日 Iestyn Davies @Christ Church, Spitalfields


同じ教会でも今度はうんと大きくて立派だし、オケとの共演なので、ちゃんと主役に見えるように正装のイエスティン君。童顔だけど燕尾服着るとちょっと大人の雰囲気も出て素敵だわ~ラブラブ! 燕尾服着ると誰でも5割は魅力アップだと常々思ってる私、余談ですがうちのトーチャンは絶対にタキシードも燕尾服も嫌だと言ってるのが残念しょぼん


      


512月12日 Max Emanuel Cencic @Wigmore Hall


出た~~っ! ドヒャーンドンッ  この人を見せるためにこの記事を書いたみたいなものですが。


きっとユニークなコスチュームに違いないと一番楽しみにしてたチェンチッチ。期待を上回るキンキラキンで登場した時は私ですらあっと驚きましたから、いつもは渋いばかりのウィグモア・ホールでは皆度肝を抜かれたに違いないです目 これ以上こんな派手なジャケットはないでしょうから、コンサバなウィグモア・ホールでは語る告がれることでしょう。誰でも似合うわけではなく、チェンチッチのクネクネした仕草がぴったりで、ジャケットを更に引き立ててました。日本人は仏壇の三角打敷を思い起こしちゃいますけどねにひひ 帯にしても華やかでいいかも。そうだ、こういうのが好きなら、チッチは着物や帯のお店に行けばいいのに!


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