<6th Aug Thus>

今日は地下鉄ストライキ。徒歩とバスで行ける所にしか行けないから、映画でも観に行きましょう。ディズニー映画のInside Out(邦題はインサイドヘッド)は少女の脳ミソの中の物語で、コンセプトも新鮮だし、ディズニーらしくきっちり出来てて面白かった。評判も上々で大人も楽しめるという触れ込みのせいか、夏休み中だというのに観客は大人ばかりでした 。

   
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ラブラブ楽しく思い出しながらちびちび書いてるグラインドボーン、何かのお役に立てるかもしれないと思い、今回は切符について。


って、グラインドボーンにはこれまでに6回行ったうち自分で切符を買ったのは一回だけなので全くのど素人なんですけどねガーン


自分で買った唯一の切符というのは去年のリナルド(→こちら )なんですが、プレミエではなかったし大スターが出てるわけではないので(私にとっては輝くスター星のイエスティン君が出てるから行ったんですけど)、そう心配してなかったところ、テレグラフ紙の特別オファーで一般販売よりも数日早くアクセスしたら、最前列ど真ん中が買えたのでしたチョキ そこは指揮者が邪魔という問題ありの席なのでポツンと2枚残ってたわけですが、ラッキー! 115ポンドと意外と安かったのも助かりました。


しかし、今年のサウルSaul(これもヘンデル)は新プロダクションだし、グラインドボーンの常連さんたち(普段はあまりオペラに行かない人も多いのではないかしら)にもイエスティン君は認識されただろうから、きっと切符はかなりの争奪戦になるに違いないガーン、と追っ掛け仲間のレイネさんと途方に暮れてたんですショック!


そしたら、ありがたい助け舟を出して下さった方が現れましたキスマーク


アソシエート・メンバー(言わば準会員)のその方は、去年のリナルドで私たちのすぐ後ろに座ってた日本人女性で、私とレイネさんのことはそれぞれのブログでご存知だったとは言え初めて会ったのに、面倒な手続をして代わりに買って下さったんです。


メンバー予約では席の指定はできないので、候補日をいくつか挙げて「とにかく舞台近くの席を頂戴!」、と頼んで下さった結果、ピンポーン、前から2列目のほぼど真ん中という抜群の席が当てがってもらえましたニコニコ 


210ポンドと去年の倍近く、今までで一番高価な切符となりましたが、この席なら惜しいとは思いません(キャンセルには慣れてる私もさすがにこの金額ではイエスティン君がキャンセルしたら泣いただろうけど)。一般販売開始時に売れ行きをチェックしたら、予想通り、目ぼしい席なんぞ全く残ってなかったので、本当に助かりました。





でも、それなら、自分でメンバーになればよかったんじゃないの?


はい、グラインドボーンがもっと近くで安い席もたくさんあるのならそうしてもいいんですけどね、1200席のうち100ポンド以下の席はおそらく少ないだけじゃなくて、ゲットするのはほとんど不可能なのではないかしら? だから、私が6回行ったうち全部がオーケストラストールなわけだし、


がま口財布で、アソシエート・メンバーっていくらなの?


詳しいことはサイトでご覧下さいですが(→こちら )、最初に払う入会金500ポンドと年間費用80ポンドだそうです。


ま、それくらいなら払えないことはないし、ロイヤルオペラハウスに毎年払ってるサポートメンバー代360ポンドに比べれば安いんだけど、通い詰めて充分元取ってるうROHとは違い、グラインドボーンで余程毎年どうしても観たいのがない限り有効活用する自信はありません。



ビックリマーク

ところで、グラインドボーンのメンバー(割と最近できたと思われるアソシエートメンバーではなく、本来の正式会員)になるためには長年待たなくてはいけないのは有名な話ですが(年寄り会員が死ぬのを待ってるんでしょう)、サイトには「通常、アソシエート・メンバーになってから10年掛かります」って書いてあります。


費用についてはサイトをご覧下さいですが(→こちら )、うんと高い入会費の他に毎年のsuggested charitable donation(チャリティ寄付の提案額)なんてのが凄い金額で、もう訳わかりません。理解できても払えないし、縁のない別世界のことなのでどうでもいいですけど。


もうこうなると、ステータスシンボルというか、お金持ちの義務というか、社交イベントですね。オペラはオマケ。


なかなか本題に入れなくて申し訳ないですが、グラインドボーン記事はあと2、3回続く予定で、おそらく、①終了後にイエスティン君と会えた時のこと、②オペラの感想、③ドサ回り公演にも行くことにした件、ってところでしょうか。




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