<14th Oct Wed>

クラウス君の歌をYoutubeで聴きながら写真を選ぼうと思ったけど、駄目だ、音だけじゃなくて映像も見たくなってしまい、ちっとも捗らず・・・。

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10月11日、12日の1泊ベルリン弾丸オペラ遠征は大成功アップ


お目当てのクラウス君(クラウス・フロリアン・フォークト)が予定通り出てくれて、キャンセルされて泣いた今年5月(→こちら )のリベンジを果たしただけでなく、このマイスタージンガーはめっちゃんこ面白い新プロダクションで、おまけに皆さん歌も芝居も上手クラッカー


長いワーグナーだけどあっと言う間に時間が経って、「本当に来てよかった~~ラブラブ」、と感激のパフォーマンスで、飛行機代、ホテル代、時間浪費しても行った甲斐があったのは、もちろんクラウス君の歌が聴けたことですが、芸達者な人たちに囲まれても、クラウス君は際立ってて、特に圧倒的な声量は立派でした。

録音でも彼が美声であることはわかるでしょうが、オーケストラを突き抜けてストレートに飛んで来る甘いけどシャープな声の迫力はやはり生ならではの感動。遠くの席だとまた違う響きなのでしょうが、前から2列目の真ん中よりの席だった私は真正面から声を浴びる感じで、幸福感で震えっぱなししびれっ放しえっ例え彼がヘチャムクレであっても惚れるでしょう(・・・おそらく)。


以来ずっと彼の声が頭の中に充満してて、昨夜のレオ・ヌッチのコンサートでは、ヌッチもとても上手だったんだけど、「うーっ、クラウス君の声を邪魔しないで欲しいわあ」、とすら思ったくらい。清らかな高音だけじゃなく、まんべんなく声が伸びて、どの音域もうっとり。優しさと力強さを合わせ持つクラウス君、ワーグナー聴きながら「もっと長いオペラだったらいいのに」、って思わせるって、凄くないですか?


クラウス君、初日はなんと歌詞を忘れて中断してしまうという失態を演じてしまったそうですが、この日は1、2回だけ「お~っとっと・・」、と危ぶまれた場面も一瞬あったものの、あれだけ歌ったうちのほんのちょっとだから問題ではなく、絶好調でほぼ完璧な歌唱に接することができて至福の時を過ごしましたアップ 今までの生クラウス君の中でも、歌、演技、衣装、髪型(これ大事)、全ての面に於いてベストでしたわ(同じ役でもハンブルグのデューラー風よりもうんと魅力的)。もうこの役はクラウス君以外のテノールで聴きたくないです! (先回ROHではサイモン・オニール・・しょぼん


プロダクション自体は他の歌手たちについては又あらためて書くことにして、まず今日はクラウス君についてだけにしますね。ドイツのオペラハウスでは、インターバル毎にカーテンコールがあり、今回も3回の違う衣装で写真を撮ることができました。


カメラ写真はクリックで拡大します



    

クラウス君は私好みの容貌なだけじゃなく、誰が見てもハンサムだと思うのですが、実は、最初出てきたときは、少なからずショック受けました叫び  だって、お腹の贅肉がすごく目立ったので・・ブタ


1970年生まれのクラウス君、中年太りになっても仕方ない年齢だとは言っても、4月に運よくベルリンでツーショット写真を撮ったとき(→こちら )に比べても、僅か半年でさらに体型が崩れ、首回りに肉もついてますますアゴがなくなっちゃったね・・・しょぼん 白いシャツだと腹ボテがよくわかるので、せめて革ジャンのボタンはめて欲しかった。 そしたら、お尻から下は割とほっそりしてるし長身なので、もっとうんと素敵に見えるのに。

     


2度目のカーテンコールは、上着を着てくれてほっとしました。下に着てる黒いセーター姿で歌った時は上半身の贅肉が露わになって、これもショックだったので・・ガーン


      


チョキ嬉しかったのは、最後の長いカーテンコールのスーツ姿がすごく素敵だったことで、ぐーんと惚れ直しちゃいましたラブラブ! こういうシンプルなコーディネートが整った美貌を引き立たせるんですよね。


    

     

     


     

     


ベルリンで合流したファン仲間と感動を分かち合えたのも嬉しかったですが、結局、「いつかトリスタン歌ってくれたらいいのにね~」、ってことになるわけで、皆それが聴きたい、観たい! 



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