<1st Apr Fri>

忙しい(仕事で)週が終わってヘトヘトですが、北海道旅行記を続けます。

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                              カメラ 小さい写真はクリックで拡大します


2月10日(水)、層雲峡の黒岳ロープウェイが悪天候のため閉鎖だったのでがっかりして(→こちら )、朝9時半の旅館の送迎バスに乗って旭川に向かうところ、バスの中で「まず、旭山動物園に寄ります」、というアナウンスが。 旭川随一の人気施設であるこの動物園は街から離れてて不便なので諦めてたんですが、それなら寄ってみましょう。長時間外にいるのは辛いだろうけど、氷点下3、4度と旭川にしては暖かい日だったし。


団体バスは正門から遠い東門に着くのですが、ここにはコインロッカーがないのが不便。私たちの荷物はたいしたことなかったけど、大きなスーツケースの中国人たちは途方にくれてました。シャトルバスもあるのに、ただちょっと坂を下るだけだなんて、不親切。



ちょうど出るところだったシャトルバスで坂だけ降りたんですが、運よくそこは人気のペンギン・パレードの出発点で、キング・ペンギンのよちよち歩きを待たずにまじかに見ることができました。

親よりでかい茶色の子ペンギンのふてぶてしい態度も可愛い


 


      


雪の上を歩くのはぎこちなくても、泳ぐのはめちゃスピーディな姿が水中トンネルで見られます。

     



      

寒さに弱い動物たちは公開されてないので、全部を見たわけではありませんが、「なるべく近くで動物を見て頂きましょう」というのがコンセプトのようで、あざらしも迫力だったし、


特に真下から見上げたユキヒョウは本当に近くて面白かったです。




      


     


     

北極熊の檻の地面にある半円球のガラスのドーム見えますか? たしかにクマさんが近くに来てくれたらラッキーですが、待ち時間数十分ですからパス。


でも、工夫して近くで見せてもらえるのはありがたいですが、そうするためにはどうしても動物たちのスピースが小さくなるわけで、可哀相にと辛い気持ちになりましたしょぼん


          

トラ 「今日は俺が接客当番か、寒いのによ・・」。  ライオン 「お腹が冷えるのは嫌だもんね」。 



      

エゾヒグマ 「どうせ俺たちゃ北極熊より人気ないさ・・」 サル 「ブルブルブル・・おかーちゃん、中に入りたいよ~」



      

はしゃぐ人間にひひ(あら、私だわ)と悲哀に満ちたチンパンジーとの対照。 ずっと無表情で横たわるこんな悲しい動物の姿を見たことありますか?しょぼん



      

狼グループは元気に大声で吼えてコーラスしてました音譜


      

キタキツネ丹頂鶴という北海道のシンボルたちも見られたし、


この動物園は説明がとても丁寧に且つ興味を引くように書かれてて、スタッフはやる気満々で頑張ってるなという印象ではあるのですが、折角敷地は広いんだから動物舎をもっと拡大してあげればいいのに・・。


この日は特別に夜まで営業し、雪灯篭で飾るということでしたが、それは小樽で見られるし、寒いからここにそんなに長くはいられないので、バスで旭川駅に向かいました。


遅めのランチは動物園のカフェテリアのラーメン。


               



旭川には他には何もないだろうから駅前でショッピングでもしようと思っていたのですが、ホテルで冬まつり開催中と知ったので、そりゃ行かなくちゃね。


札幌雪祭りのすすきの会場とそっくりの氷像展示ですが、背景が暗いのとカラフルなイルミネーションのおかげで、こっちの方が良かったです宝石白 




     


   
     



旭橋の河原まで歩いたら、日本一巨大というふれこみの雪像がありました。 


シンプルだけどたしかに札幌で最大の「進撃の巨人」よりも大きいし、レーザーショーもきれいでした。


でも、中国人が来ないとこんなに静かだなんて・・。今日は暖かいのに、地元の人も来ないのかな? これではあまりにも淋しい。




     

こんなゆったりとした写真は札幌では無理。 ここでもやっぱり一番人気はミニオンズ。

 


    

割り箸タクシーで駅まで戻って、イオンモールのレストラン街のラストオーダーにぎりぎり間に合い、デザート(わらび餅)があるという理由で釜飯屋さんに。


というわけで、旭川は大雪山の温泉2箇所の中継点としか思ってなかったのでろくに調べなかったけど、思いがけず動物園と冬フェスティバルを楽しめ、零下5,6度で済んだのもラッキーだったし、旭川も良い街でしたよ。





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翌日は旭岳に行き、この旅行中もっとも感動した雪景色が見られました。