<6th Apr Wed>

今日、ロイヤル・オペラ・ハウスの来シーズンが発表になりました。今年は説明会がなかったけど。



ネトレプコが「ノルマ」を、カウフマンが「オテロ」をロールデビューするのが目玉なんですが、それは良いとして、その他がしょぼ過ぎ・・・しょぼん   ミュンヘンに移住したい・・。



シーズンのまとめ記事はこれまで毎年、歌手名を含む一覧をROHサイトからコピペして、その上にコメントしてきたのですが(今シーズンは→こちら )、なぜか今回はできないので(最近、不具合が多過ぎるアメーバブログ、もう引っ越そうかしら)、すみませんが、詳細は以下をご覧下さい。



→ こちら ベル



以下、例の如く、私自身の楽しみ度が基準のそれぞれのオペラのコメントです(日にち順で、メインホールのROHプロダクションのみ)。



ノルマ (ベッリーニ) New ★★★★★

ネトコさん、ROHの名誉が掛かってるんですから、今度はちゃんと出て下さいよね。ファウストのマルガレーテの時みたいに、切符売ってから、「やっぱり、この役は私に向いてないから、歌いません」、なんて言うんじゃないぞ! 共演はROHには出過ぎて飽きられてるジョセフ・カレヤか・・



セヴィリアの理髪師 (ロッシーニ) ★★★★

ハビエル・カマレナの伯爵は楽しみ。フルラネットのとぼけた味もまた観たい。でも、それ以外の人たちは一体誰?



コジ・ファン・トゥッテ (モーツァルト) New ★★★

お話はアホらしいけど、モーツァルトの中では私が一番好きなオペラ。但し、それは素晴らしい歌手が4人揃えばという前提。 若い人を揃えたみたいで、きっと無名でも上手な人はいるんでしょうが、テノールが

のDaniel Behleなのが残念。新プロダクションは大歓迎。



 (ショスタコービッチ) New ★★★

聴いたことないオペラですが、英語訳にしちゃうのね・・。ENOじゃあるまいし。しつこくジョン・トムリンソンというのもねえ。



ホフマン物語 (オッフェンバッハ) ★★★★

ゴージャスで大好きなプロダクションで、グリゴーロ、ヨンチェバ、Kリンゼーと揃うので、これは楽しみ。トーマス・ハンプソンはビミョウだけど。



マノン・レスコー (プッチーニ) ★★

プレミエのカウフマンとオポライスの美男美女と比べると、今回はアントネンコとサンドラ・ラバノフスキーって、ビジュアル的に想像するだけでおぞましいわ。



トロバトーレ (ヴェルディ) ★★★

今年の夏に初お目見えのプロダクションをまたそんなすぐにやるのね。久し振りのロベルト・アラーニャは嬉しいけど、できれば彼がここでやったことのない役で聴きたかった。マリア・アグレスタのレオノーラは楽しみ。癌のホトスフスキーは出られるのか?



薔薇の騎士 (Rシュトラウス) New ★★★★

ロバート・カーセンの新プロダクションは楽しみだけど、豪華絢爛なあのプロダクションを捨てちゃうのは惜しい気もして・・。 ルネ・フレミングとRachel Willis-Sørensenの元帥夫人はいいけど、オクタヴィアンがアリス・クートではビジュアル的にはお先真っ暗ね。いくら歌が上手くても。



Written on Skin (ジョージ・ベンジャミン) ★★★★★

聴く度に良さがわかる現代オペラの名作を、やっとイエスティン君で聴ける。 ちょい役テノールがマーク・パドモアというのも豪華。



椿姫 (ヴェルディ) ★★★

出た、又! 安易に稼げるROHのドル箱。 今回も無名だけど将来有望な若い人を抜擢したようなので、イチかバチかだけど、それなりに楽しみ。



アドリアーナ・ルクヴルール (チレア) ★★

美しいプロダクションだけど、又アンジェラ・ゲオルギューで、しかも相手がブライアン・ジャッジ・・。先回はカウフマンだったのに一気に急降下。



ニュールンベルグのマイスタージンガー (ワーグナー) New ★★★

えっ!、あの可愛らしいプロダクションをお釈迦にしちゃうなんて勿体無いわ。Kホルテンめ。ブリン・ターフェルはいいとしても、テノールが Gwyn Hughes Jonesって、ROHは一流歌劇場であることを諦めたわけ? ベルリンで観ておいてよかった・・。



マダム・バタフライ (プッチーニ) ★

廃棄処分するのなら、このつまんないプロダクションにしてよね。EヤホとAMマルチネスが蝶々さんなら、パスかな。



皆殺しの天使 (トーマス・アデス) New ★★★★

ルイス・ブニュエルの映画は観たことないけど、今年の夏にこれをまずザルツブルグに観に行く予定です。イエスティン君追っ掛けで。他は聞き飽きた英国人歌手が多いのはつまらないけど、イギリスのオペラだから仕方ないか。



ドン・カルロ (ヴェルディ) ★★

テジエが聴きたいから行くけど、お願いだから、聞き飽きたブライアン・ハイメルはもう出さないで。同じ歌手ばっかり出てくるのは観客に対して失礼でしょうが。



愛の妙薬 (ドニゼッティ) ★★★

幸せそうなアラーニャとクルチャクがいちゃつくのを見るのは微笑ましいけど、もう何度も見たからなあ。ヴィラゾンは無視。エスポジートのインチキ薬売りは楽しみ。



オテロ (ヴェルディ) New ★★★★★

カウフマンのロールデビューで争奪戦でしょうが、もう一つのチームもいいかも。それにしてもヴェルディ4つもやるの?



ミトリダーテ (モーツァルト) ★★★★★

衣装が楽しいプロダクションの久し振りの登場で嬉しいし、Mスパイヤーズ、Bメータ、Albina Shagimuratova の3人はきっと素晴らしい。



トゥーランドット (プッチーニ) ★★★

三つめのプッチーニは死ぬほど見飽きたトゥーランドットだけど、カラフ役でははじめて聴くアラーニャが楽しみだし、共演したくてたまらないクルチャクは今まででベストなリューに違いない。これは彼女がオマケでしょうね。

家族で一緒に過ごすことを第一に考えるアラーニャがトロバトーレ、トゥーランドット、愛の妙薬と3回も出てくれるのは嬉しいんですが、私が聴きたいのはル・シッド、トロイ人、ユダヤの女、ウェルテルみたいなフランス語ものとか、悪女に翻弄される駄目男を演じたら天下一品の彼のマノン・レスコーも見たいなあ。




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